人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方~石仏に親しむ

公開日 : 2020年12月01日
最終更新 :
筆者 : 水月
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こんにちは。北杜・山梨特派員の水月です。

「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」シリーズ第9弾は、「石仏に親しむ」。

20年前に北杜市に移住して以来、道端にたたずむ石仏に魅かれ、季節のうつろいとともに表情を変える石仏の写真を撮っているという写真家Yasuo Maedaさんに写真を提供していただきました。

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北杜市には、ほんとうに数多くの石仏が道端にいらっしゃるんですよ。上の写真は、明野町のわが家から歩いてすぐの道端にいて、よく顔を合わせる石仏さんです。

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頭に馬の顔をのせた「馬頭観音」も、市内ではよく見かけます。

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こちらも「馬頭観音」ですね。明治31年と彫られています。

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天保と彫られたこの石仏は、頭に人の顔がたくさん。11の顔であらゆる方向を見てあらゆる人々を悩みや苦しみから救うという「十一面観音」でしょうか。

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阿修羅像のように何本もの手を持つ石仏もいます。

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何本もの手でさまざまなものを持っている石仏さんもいらっしゃいます。

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頬杖をついているのは「如意輪観音(にょいりんかんのん)」というそうです。

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こちらも「如意輪観音」様ですね。人々をどうやって救おうか考えているポーズだそうです。

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お顔が3つあるのは、悪を打ち砕き欲求を食べつくすといわれる「金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)」でしょうか。迫力ありますね。

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紅葉とたわむれる石仏。

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桜に飾られた石仏。

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静かに微笑んでいる石仏さんもいらっしゃいます。

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この石仏さんも、ホッとするような微笑みをたずさえています。

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ラストも微笑んでいるといわれる「延命地蔵」です。須玉町江草から金桜神社を経て金峰山へと続く登山道「みたけ道」に座っています。「みたけ道」では、廃仏毀釈でほとんどの石仏が首を落とされていますがそのなかで難を逃れた数少ないお地蔵様です。

道端にたたずむ石仏たちは、いくつもの季節を過ごし長い年月この土地や人々を見てきたのでしょう。

見ていると、宗教などを超え、心が洗われ穏やかな気持ちになってきます。

散策を楽しみながら、石仏に親しむのもいいものですよ。

写真提供:Yasuo Maeda

URL: LIFE IS FUN

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筆者

山梨特派員

水月

2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。

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