山梨県韮崎市の"シンボルツリー"樹齢330年の「わに塚のサクラ」を救おう!

公開日 : 2021年11月22日
最終更新 :
筆者 : 水月
unnamed.jpg

(写真提供:Yasuo Maeda)

こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。

山梨県韮崎市のシンボルツリー「わに塚のサクラ」をご存知ですか? トップの写真は、2012年の春、満開の「わに塚のサクラ」とまだ雪の残る八ヶ岳とのコラボレーションです。

ドラマやポスターなどで、その凛とした一本桜の美しい立ち姿が全国的にも知られる、およそ樹齢330年のエドヒガンサクラなんですよ。美しいですねぇ。

IMG_5831.JPG

こちらは、今月初旬(2021年11月)に撮った「わに塚のサクラ」です。

桜の時期ではないとはいえ、元気のない様子が伝わるでしょうか。

wanidukanosakura02.jpg

(写真提供:韮崎市)

2014年の大雪以前の「わに塚のサクラ」です。

CIMG8987.jpg

こちらは、2018年春。木の形が変わってしまっているのが、わかりますね。

60年ぶりとも言われた豪雪の被害に遭い、トップの太枝を始め多くの枝が折れてしまいました。枝折れの後も台風や強風などの被害を受け花数も減少し、桜の季節を楽しみに訪れた方々からたくさんの心配の声が寄せられたそうです。

そこで韮崎市は「わに塚のサクラ」を救おうと乗り出しました。枝の間引きや枯れ枝剪定などのほかできうる限りの保護をしていくと決め、支援を求めるためにクラウドファンディングを始めたんです。

韮崎市のシンボルツリーである「わに塚のサクラ」ですが、日本全国に大切に思ってくださっている方がいる。そんな方々にも協力を求めたい、と市や県の境を取り払って支援を求めることにしました。

韮崎市以外の方からの寄付は、ふるさとチョイスで受け付けています。

受付予定期間:2021年10月4日~2022年1月2日

・目標金額: 4,500,000円

・寄付金額: 1件 5,000円以上

・返礼品: わに塚のサクラ関連商品などのほか、韮崎市特産品など

■ふるさとチョイス

wanidukanosakura.jpg

(写真提供:韮崎市)

11月現在、すでに半分ほどの寄付が寄せられているそうです。

四季折々にハッとさせられるような魅力ある風景を紡ぎ出し、人々に愛されている「わに塚のサクラ」。

しっかりと元気を取り戻し、これからも美しく咲き続けていくよう強く願い、紹介させていただきました。

未来に咲きほこれ! わに塚のサクラ。

********************

■韮崎市

筆者

山梨特派員

水月

2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。