山梨県韮崎市の"シンボルツリー"樹齢330年の「わに塚のサクラ」を救おう!
(写真提供:Yasuo Maeda)
こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。
山梨県韮崎市のシンボルツリー「わに塚のサクラ」をご存知ですか? トップの写真は、2012年の春、満開の「わに塚のサクラ」とまだ雪の残る八ヶ岳とのコラボレーションです。
ドラマやポスターなどで、その凛とした一本桜の美しい立ち姿が全国的にも知られる、およそ樹齢330年のエドヒガンサクラなんですよ。美しいですねぇ。
こちらは、今月初旬(2021年11月)に撮った「わに塚のサクラ」です。
桜の時期ではないとはいえ、元気のない様子が伝わるでしょうか。
(写真提供:韮崎市)
2014年の大雪以前の「わに塚のサクラ」です。
こちらは、2018年春。木の形が変わってしまっているのが、わかりますね。
60年ぶりとも言われた豪雪の被害に遭い、トップの太枝を始め多くの枝が折れてしまいました。枝折れの後も台風や強風などの被害を受け花数も減少し、桜の季節を楽しみに訪れた方々からたくさんの心配の声が寄せられたそうです。
そこで韮崎市は「わに塚のサクラ」を救おうと乗り出しました。枝の間引きや枯れ枝剪定などのほかできうる限りの保護をしていくと決め、支援を求めるためにクラウドファンディングを始めたんです。
韮崎市のシンボルツリーである「わに塚のサクラ」ですが、日本全国に大切に思ってくださっている方がいる。そんな方々にも協力を求めたい、と市や県の境を取り払って支援を求めることにしました。
韮崎市以外の方からの寄付は、ふるさとチョイスで受け付けています。
受付予定期間:2021年10月4日~2022年1月2日
・目標金額: 4,500,000円
・寄付金額: 1件 5,000円以上
・返礼品: わに塚のサクラ関連商品などのほか、韮崎市特産品など
■ふるさとチョイス
(写真提供:韮崎市)
11月現在、すでに半分ほどの寄付が寄せられているそうです。
四季折々にハッとさせられるような魅力ある風景を紡ぎ出し、人々に愛されている「わに塚のサクラ」。
しっかりと元気を取り戻し、これからも美しく咲き続けていくよう強く願い、紹介させていただきました。
未来に咲きほこれ! わに塚のサクラ。
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■韮崎市
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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