高村光太郎文学碑から望む"ダイヤモンド富士"ビューポイント「日出づる里」~富士川町
(写真提供:YasuoMaeda)
こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。山梨県富士川町の富士山スポットに行ってきました。
「日出づる里」とも呼ばれる高下(たかおり)地区から望む富士山です。
ここは、「関東の富士見百景」や「新富嶽百景」にも認定されていて、冬至から元旦の期間には富士山頂に日の出が重なりダイヤモンドのように輝く「ダイヤモンド富士」のビューポイントとしても知られています。
ここに立つ高村幸太郎の文学碑には、直筆で「うつくしきもの三つ」と記されています。
「ここには美しいものが3つある」という意味で、ひとつは富士山、ふたつは柚子、3つはここで暮らす人々の心の清らかさだと光太郎は語ったと言います。また、富士山に目を見張り「多くの富士の名所を尋ねたが、こんなに立派な富士は初めて仰いだ」と感嘆したそうです。
近くには、富士川町の特産品である柚子の木がたくさんあり黄色く色づき始めた柚子がたわわに実っていました。
11月初めの富士山は、紅葉やススキと一緒にカメラに収めても趣きがありますね。
それぞれの富士山を撮っていただきたいです。
美しい富士山をしっかり目に焼き付けて、「道の駅富士川」に寄って帰りました。
産直野菜や特産品の柚子のほか、レストランも名物の「みみほうとう」から「とんかつ定食」などメニュー豊富で、おみやげ物もいろいろあって楽しかったです。
柚子とゆずビネガーを購入しました。とってもきれいな柚子ですね。
香り豊かでおいしいと人気の富士川町穂積地区の柚子は、ちょうど出荷が始まったばかり。わざわざ穂積の柚子を買いに来る人もいるそうですよ。ゆずビネガーは、薄めて飲んでもよし、ドレッシングやすし酢代わりに万能調味料としても使えます。
ダイヤモンド富士は、12月20日前後から元旦くらいのあいだ、日の出の時刻に見ることができるそうです。
ですが、ダイヤモンド富士じゃなくても、雪化粧をした冬の富士山は、凛とした美しさを見せてくれます。
高村光太郎が目を見張ったという富士川町から見た富士山、一見の価値ありです。
ほかにも富士川町には、足を運びたいところがいっぱいですよ。
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■ダイヤモンド富士(富士川町)
・富士の国やまなしURL: 「ダイヤモンド富士」
■道の駅富士川
・住所: 〒400-0501山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1655-3
・TEL: 0556-48-8700
・FAX: 0556-48-8701
・URL: 「道の駅富士川」
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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