山梨特派員ローマへ行く~2022秋〈その1〉旅の始めに

公開日 : 2022年10月01日
最終更新 :
筆者 : 水月
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ボンジョルノ~北杜・山梨特派員の水月です。

イタリアはローマにやってきました。コロナ禍となって初めての海外旅行です。

トップの写真は「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」の屋上テラスから撮ったブロンズ像「勝利の女神が操る馬車」です。

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ここからは、ローマの町がパノラマで見渡せるんですよ。

さてさて、そろそろ海外に行きたいな~と思っている方も多いのではないでしょうか。でも心配も多々あって二の足を踏んでいる、なんて方もまた多いのでは?

そんなあなたに、イタリアの旅体験談をお届けしたいと思います。

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出発は、2022年9月下旬。エミレーツ航空で飛びました。ツアーではなく個人旅行です。

成田空港22:30発→(10時間40分)翌日4:10ドバイ経由(5時間待ち)9:10→(6時間15分)ローマ・フィウミチーノ空港13:25着。ローマとの時差は、日本の方が7時間進んでいます。

成田空港は利用者激減のためか、レストラン、ラウンジなどほとんどが閉まっていたので、今後も要確認です。空港や飛行機のなかではみなマスクを着用していましたが、日本出国もイタリア入国も、PCR検査は不要でした。

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さて。ヨーロッパでは、電車に乗るときなどには規定があり「FFP2のマスク」が必要になると聞き事前に購入して出発しました。バスとメトロに乗りましたが、ほとんどの人がマスクをしていて半数は「FFP2のマスク」でした。いきなり数名の取締りスタッフ(?)が乗車してきてマスクをしていない人に詰め寄るシーンも目撃しました。購入していってよかったです。

ですが本日、2022年10月1日以降は、医療機関・介護施設・ホスピス等の従事者・利用者・訪問者に対するマスク着用義務は維持されていますが、その他のマスク着用義務は解除されました。

旅行者も多くなったイタリアでは、経済政策を優先したということでしょうか。

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さて。まずはバス、メトロ、トラムのどれにでも乗車できる1週間乗り放題チケット「Carta Integrata Settimanale(カルタ・インテグラータ・セッティマナーレ)€24」を購入。これ、とても便利でした。

「テヴェレ川の向こう」という意味を持つローマ中心街の南西に位置するトラステヴェレに滞在しているので、トラステヴェレ駅バス停前のキオスクで買いました。1日券もありますよ。

ですが残念なことに、トラステヴェレ周辺3&8ラインは線路が補修中でトラムには乗れません。代わりにバスが運行しているのですが、トラムの線路の上を走るのでものすごく揺れる! 音も衝撃も半端ないです。

バスは縦横無尽に走っていて路線図も入手できないほど蜘蛛の巣状に張り巡らされているのですが、Googleマップで調べれば便利に使いこなすことができました。

メトロでは、入場改札のみ機械を通し、出口改札はフリーパスです。

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ガリバルディ橋から見たテヴェレ川。川向こうがローマ中心街へ続きます。

もうひとつ、特に女性にあると便利なものは、便座シートペーパーです。

日本では信じられないことですが、トイレの便座がない!というシチュエーションにけっこう出くわすのがイタリア。トップの写真「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」のトイレにも便座がなく鍵も閉まりませんでした。おおらかというのか、なんというか。

わたしが持っていったのは「ポケぴた」という半面に数ヵ所のりがついている紙の便座カバーで使ったらそのまま流せるものです。携帯していれば、便座なしトイレにもおおらかに対応できるようになりました。

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そしてもちろん『地球の歩き方ローマ』も持っていきました。上の写真は、『地球の歩き方』片手に歩いた「ナヴォーナ広場」です。

ほかに個人的に便利だったグッズは、栓抜き。瓶ビールが多いですからね。

マイバッグもよく使っています。スーパーでは日本と同じくビニール袋が有料のところもあります。

虫除けスプレーも重宝しました。9月下旬にはまだ蚊がいてけっこう刺されました。

なのに朝夕の冷え込みは山梨県北杜市並みで、カーディガンやショールも活躍しています。今年の夏は猛暑が続いたと聞いていたので、暑さ覚悟で衣類もセレクトしたんですけれどね。

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エスプレッソの国イタリア。ですが日本でいうところのアイスコーヒーがイタリアにはないんです。「カッフェフレッドグラニータ」というアイスコーヒーの甘くないジェラート版というかかき氷みたいな飲み物が、こちらのアイスコーヒーってことかな。

そんな数々のカルチャーショックから始まった、イタリアの旅。

引き続き旅の様子をアップしていきたいと思います。どうぞお楽しみに!

筆者

山梨特派員

水月

2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。

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