Tony Knowles Coastal Trail ~トニー・ノウルズ・コースタル・トレイル in アンカレッジ~

公開日 : 2019年09月07日
最終更新 :
筆者 : Aloha Yuko

都会で時間のある時は、お散歩に出ましょう!

 今回はホーマーのお話ではありません。アンカレッジにあるお散歩コースです。

さすがに舗装されています。

こちらのコースタル・トレイルは町の中にいながら、まるで郊外の自然の中にいるような気分にさせてくれます。

ここを通ってダウンタウンから地震公園まで歩いて行けるんですよ~。お天気のいい日にはお勧めです。

今回はダウンタウンからではなく、途中のMargaret Eagan Sullivan Park(マーガレット・イーガン・サリバン公園)からコースタルトレイルに入っていきます。

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ここは、チェスタークリーク・トレイルと言う遊歩道との分岐点でもあります。内陸(東)方面へ緑の中行く舗装されているお散歩コースです。

チェスター・クリーク・トレイルのお話はまた今度にしておきまして、今日は海沿いのコースタルトレイルへと向かいます。

自転車の方、犬のお散歩をしている方、ジョギングをされている方、お友達とお話をしながら早歩きの方々、いろんな人が行き来しており、寂しくありません。

この公園の駐車場の近くには自転車を修理するステーションまであります。

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トニー・ノウルズ・コースタル・トレイルのサインがあります。

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ここから南へ向かいます。このチェスター・クリーク・トレイルとの分岐点辺りにはウェスト・チェスター・ラグーンがあり、そこにはマガモやカナダ雁などの水鳥がやってきます。なかなかの絶景スポットです。

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このラグーンは冬には水面が凍り、アイススケートができます。

そこを後にし、小さなトンネルを潜り抜けます。このトンネルの上はアラスカ鉄道の線路です。

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抜けると、向こう側は海沿いの景色になります。

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もうすぐで南の方へ飛び立ってしまう、サンドヒルクレーン(Sandhill Crane/カナダヅル)がいました。最近、早朝に彼らの仲間が飛び立っていく声が天高く聞こえます。

あれを聞くと、もう短かった夏が終わりなんだなぁ、と寂しくなります。

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引き潮の時に行くと、MudFlats(マッドフラット)と呼ばれる所を間近に見ることができます。ここは氷河が動くことによって岩が削られて出来るシルト(Silt)と言う細かい岩の粉でできております。

大変な量のシルトがここに流れてきます。

ちなみに、立ち入り禁止です。流砂の様に足を取られて、出られなくなってしまうからです。このあたりの潮の満ち引きは大変激しく、潮が満ちて来た時に出られないと、逃げられなくなってしまいます。

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ね。

標識はちゃんと守りましょう。

途中、林の中に入っていけるトレイルがありますが、先がたいそう枝分かれしていて、動物がいつ出てきてもおかしくなく、暗くなってしまったら嫌な感じなので、初心者の方は行かない方がいいかと思います。見るだけでも、紅葉がきれいです。

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今日は、カナダ雁も、まだいました!なぜか安心。

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そろそろ暗くなってきそうなので、来た道を帰る事にしました。

本日の日の出時刻7時5分、日の入り時刻20時47分。

まだまだ日は長いですが、夏の様にはいかない。

来た道をそのまま帰るのは少し物足りないと思うのですが、今回は時間がないのでUターンして戻ってきました。

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さっきとはまた違う日の光。日が落ちてきました。そして肌寒くなってきました。

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頭上を行くカナダ雁の鳴き声と共に夕陽がやって来る。

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ここからは公園を出て、住宅街を歩いています。

このリンゴ見て!

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ナナカマドがあちらこちらで見られます。

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途中でいくつか、これくらいの大きさの小さな図書館を見つけました。自分が何かいらない本を持っていれば、ここに置いていけます。

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何もオヤツを持って来なかったので、途中でお腹が空いてしまったのですが、なんと!ラッキーにもハイブッシュクランベリーを見つけました!!しばらく、止まってつまみ食いをしました。

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エネルギー補給が出来たので、これで家路にたどり着けられます。

良かった~。

たまには、外をお散歩するのもいいものです。自分のペースで歩いてみてください!

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地図で、見たほかのトレイルも今度行ってみます!

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筆者

ハワイ特派員

Aloha Yuko

ハワイ在住約20年。ハワイ島の魅力を紹介できたら嬉しいです。

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