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香港/香港特派員ブログ 武田 信晃

香港・香港特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

新型コロナウイルスはオミクロン株が主流になってから、重症化はあまりしないという特性と相まって行動制限が緩和されています。しかし、それでも感染するのは怖いですし、家族、同僚、友人が濃厚接触者ということで、いろいろと迷惑をかけてしまうこともあり、飲食店は以前のような厳しい防疫対策ではなくても、客が戻り切らず厳しい経営を続けているところが少なくありません。


そんななか、湾仔(Wan Chai)の有名中華レストラン「大栄華酒楼」が2022年8月28日をもって閉店することになりました。オーナーシェフである「韜韜」こと梁文韜氏は「食神」とも呼ばれ、力士のような大きな体がトレードマークで、厨房は弟子に任せて、テーブル一つひとつを回ってお客さんと話をすることでも知られるフレンドリーなキャラクターとして知られていました(最近はダイエットして、痩せただけでも話題になるほど)。


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新型コロナの影響で2021年に九龍湾の店が閉店し、今年は湾仔支店が8月28日閉店することになりました。この物件は大栄華の自社物件だそうで、居抜き物件として借りられるかどうかなど関心がある人もいるそうで、閉店後は別の店ができるかもしれません。しかし、料理のガイドブックの『ミシュラン』でも13年連続でビブグルマンに紹介される実力店だけに残念です。ただ、元朗(Yuen Long)にある本店は営業を継続するそうなので、こちらに足を運んでください。

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閉店と言えば1889年に広州で開業し1918年に香港に進出してきた飲茶の店「蓮香居」も8月8日に閉店しました。一度、2019年には一度、閉店したものの、翌々日には従業員自らの手によって復活するなど不死鳥のような店でしたが、新型コロナの影響などが経営を直撃した形です。ここは、数少ないワゴン式の店として知られており、香港は老舗とワゴン式の両方を一気に失ったことになります。幸い、こちらも系列店で上環(Shueng Wan)にある「蓮香居」は営業を継続するとしています。


2022年8月12日

香港政府は2022年8月12日から政府指定ホテルでの強制隔離を1週間から3日に短縮することを明らかにしました。その後、4日にはいくつかの施設への入場制限がありますが外出可能となり、10日後には完全に自由に行動できるようになります。ただし、到着日は0日とし、翌日から1日目と計算方法を変更しています。(一部写真提供:香港政府新聞処)

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まず、最初の3日間は、政府指定ホテルでの強制隔離で、ホテル滞在2日目に実施するPCR検査と抗原検査をします。陰性であれば、翌3日目の午前中にスマートフォンにホテル隔離終了の通知が届きます。午後になればチェックアウトができるようになります。続く4日間は医学的な健康管理期間となります。香港市民であれば家に移動し、観光客などは別のホテルに行くことになります。この間は、通勤、通学、公共交通機関、ショッピングモール、街市などには入場可能ですが、レストランやバーなどには入ることができません。それはインストールが義務づけられている「安心出行(LeaveHomeSafe)」というアプリで管理されます。


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この7日間が過ぎると自主的な健康管理期間となり、レストランやバーなどこれまで行けなかったところにもすべて行けるようになります。ただし、9日目に社區檢測中心などでPCR検査を受ける必要があります。そして、10日目に自主的な健康管理期間も終了となります。


医学的な健康管理期間は、レストランに入ることができないのでテイクアウトしかないのは残念ですが、隔離は最大21日だったのがわずか3日になったので、香港への観光目的で有給休暇を取ることを考えると、かなりやりやすくなったと思います。以前書いたように、11月には隔離もなくなる可能性があり、3日間の隔離ですら暫定的なものになる措置かもしれません。新しい情報が出たら、アップデートしたいと思います。


2022年8月10日

先日、東京で香港ミニチュア展が開催されますという記事をアップしましたが、そのメディアプレビューに行ってきました。東京で開催される香港のミニチュア展は2017年以来で、香港では7月16日に終えたばかりなので、今回のミニチュア展でいえば日本が海外初となります。
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前回の記事で紹介した作品はすべて来日しますが、今回の最大の見どころは「 中国冰室(China Café)」かもしれません。というのは、この作品は閉店が噂されている、油麻地(Yau Ma Tei)にある歴史ある茶餐庁「美都餐室(Mido Cafe)」をモチーフにしているからです。こちらは内部まで精密に再現されているので、じっくり見て見てください。

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美都餐室を再現している中国冰室(上)。内部を精密さはすごいものがあります(下)

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もうひとつは「観塘裕民防(Yue Man Square)」です。こちらもすでに建物は解体されて現存していないほか、一部はショッピングモール兼マンションに生まれ変わっているからです。この作品はARを組み合わせていて、自分の顔写真をタブレット上で映画館の看板にスター俳優のように反映されます。

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上から順に、裕民坊のミニチュア、解体される前、現在は解体されています


香港でのイベントでは作品数が100以上あるうえ、会場は「香港街市(Central Market)」だったので狭く、すれ違うだけでも大変なほど3密状態状態でした。しかも入場には「安心出行(LeaveHomeSafe)」の提示が必要でした。しかし、東京の会場は、作品数自体は残念ながら香港より少ない40ですが(ロジスティクスのことを考えるとそれは仕方ないでしょう)、会場自体が広々としているので、作品と作品の間隔が広く、ゆったりとみることができます。また、今回は「今昔 Old and New」、「伝統 Tradition」、「美食 Delicious」、「節慶 Festivals」の4つのテーマに分かれているので、香港と比べてもわかりやすい並びになっています。


また、7月30、31日、8月6、7日にはミニチュア作家による実演会の開催が14時と16時からそれぞれ1時間ずつ予定されています。プロのテクニックを目の前で見ることができます。


■「香港ミニチュア展」in 東京2022
・所在地: KITTEアトリウム 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
・開催日時: 2022年7月28日(木)~8月7日(日)
・入場料: 無料
・営業時間: 11時~21時

2022年7月29日
2022年7月28日
2022年7月14日
2022年7月 2日
2022年6月24日
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  • 特派員プロフィール
  • 香港特派員

    香港特派員
    武田 信晃
    新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。香港との関わりは2001年から。2004年より女性向けライフスタイルブランドのLiuciaを共同で香港で立ち上げ、そちらの経営も行っている。会社を経営していることを生かし香港、中国経済の変化をいち早く記事に反映させている。スポーツ、グルメ、エンタメもカバーもしている。 DISQUS ID @disqus_ej0NF1oXov

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