香港のワインブーム

公開日 : 2009年11月09日
最終更新 :

最近、遅まきながらワインにはまりました。別に川島直美に影響された…訳ではなく、現在香港が空前のワインブームに沸きかえっていることがきっかけです。右を向いても左を向いてもワインショップだらけ、スーパーもマーク&スペンサーもワインだらけ。この状況では「興味を持つな」という方が無理でしょう。

もっとも、私の教科書はニンテンドーDSの「ワイン講座」とマーク&スペンサーのワインコーナースタッフですが。。。

それはともかくとして、香港では2008年2月にすべての酒税が完全撤廃されてから、アジアの「ワインハブ」として地位を着々と固めつつあります。政府の熱烈な後押しもあり、ワイン熱がかつてないほど高まっており、それに伴いワインの消費量も拡大の一途を辿っているそうです。特に今年は「香港フード&ワインイヤー」として次々とワイン関連の大規模イベントが開催されています。今回はその一環として、香港島のSOHO地区で11月6-8日の日程で開催された「SOHOワインフェスティバル」に行ってきました。

DSCN4823.JPG

SOHO地区の40件を超えるレストラン&BARが参加したこのフェスでは、各店HKD50(約600円)でワインとフードのセットを提供していて、色々なワインを試すことができるという、ワイン好きには堪らないフェスでした。私が行ったのはShelley Streetにある「Cicada」というタイレストラン。

DSCN4822.JPG

20:00前はハッピーアワー価格でドリンク1杯がHKD30、スナックもHKD50以下ととてもリーズナブル。50ドルのワイン&フードセットはどうやら各店共通のクーポン券を購入しなければならず、断念しましたが、それでもお手軽価格で楽しめました。スパイシーなタイ料理とワインの組み合わせは意外と合うんですよ。ぜひお試し下さい。

そしてもう1件は同じく香港島セントラル地区のランカイフォンにある「ワトソンズワインバー」。プリペイドカードを購入して、高級ワインを3つの量(テイスティングサイズ、グラス半分、グラス1杯)から選んで試飲することができます。飲んだ量の代金がカードから引かれるという明朗会計。飲みたいワインを飲みたい量だけ、リーズナブルな価格でお試しできるので、これなら普段手が出ない高級ワインでも気軽に味見してみることができます。ちなみに気に入ったワインは同系列の「ワトソンズワインセラー」で購入可能です。

2010年にはワインの本場、フランスのボルドー地方のボルドーマネージメントスクールが香港大学と提携して、アジア初となるワインMBAコースを香港で開校します。ちなみに学費は20万香港ドル/年、約260万円だそうです。ひぇ〜っ!

香港は言わずと知れたショッピングとグルメ天国ですが、今年からはそこに「ワイン」も加わるようです。香港を訪れたら、お土産にはワインをいかがでしょうか?メイドイン・香港のワインも製造されています。

これからますます目が離せない香港のワインブーム、香港が名実共にアジアのワインハブとなる日もそう遠くないことでしょう。

Watoson's Wine Bar

住所:Shop 3, LG/F, Century Square, 1-13 D'Aguilar Street, Central, HongKong

電話:852-2537-6998

営業時間: 月-土 10:00-22:00 / 日祝 11:00-21:00

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。