チョンキンマンション(重慶大廈)が一部リニューアル

公開日 : 2009年11月09日
最終更新 :

世界中のバックパッカーが終結する御用達の宿、といえば九龍半島の繁華街・チムサーチョイ地区にある「チョンキンマンション」(重慶大廈)。格安ゲストハウスから、レートの良い両替商、カレー屋、インド食品スーパー、民族衣装テーラーまで、人種のるつぼのような怪しくも香ばしい場所、それがチョンキンマンション。

入り口にはバックパッカー目当ての客引きが1日中たむろし、通りかかる外国人に「偽物時計、ブランドバックあるよ」と数ヶ国語で話しかけている。そんなちょっぴり怪しげで地元香港人にはカレー屋以外、まったく縁のない場所、それがチョンキンマンション。

ところが最近、そんなチョンキンマンションの一部が改装され、新たな観光名所として生まれ変わったという。今回はそのチョンキンマンションの新しい魅力についてご紹介します。

チョンキンマンション正面入り口・左手横には真新しいエスカレーターが。そのエスカレーターで上がった1階と2階部分に、新しく「CKEショッピングモール」が2008年にオープンしました。

※ちなみに香港の回数の数え方はイギリスと同じ。

日本の1階→グランドフロア(GF)

日本の2階→1階

日本の3階→2階

となります。この場合エスカレーターで上がった日本の2階→1階からがショッピングモールです。

1階には激安コスメショップ「SASA」が入っています。2階には小さい店舗がアリの巣のようにぎっしりと並んでおり、ちょっとした迷路のようです。特に目立つのは女性向けの店舗で、アクセサリーショップとかパワーストーンショップとか、ネイルショップ、ブライダルショップ、なぜか占いの館も10件近く入っています。価格帯も観光エリアど真ん中にしては驚きの低価格。日本語はほとんど通じないと思いますので、交渉が必要な場合は簡単な英語と筆談でチャレンジしましょう。お店の営業時間は大体12:00から13:00なので、午前中に行ってもお店は全部閉まっていますのでご注意ください。コスメショップのSASAだけは午前中から営業しています。

そしてショッピングに疲れたら、地階にあるレストラン街へ移動。

CKEショッピングモールから一回外にでて、ネーザンロード沿いに4〜5メートル北上すると地階に下るエスカレーターがあります。地下は今年の9月にオープンしたばかりのレストラン街で、入ってすぐ右手に熊本の老舗喫茶店「岡田珈琲」があります。

実は香港にはいわゆる「喫茶店」というものがなく、スターバックスやパシフィックコーヒーなどのコーヒーショップがほとんどです。(それも数年前までなかった)

「岡田珈琲」は香港初の本格的な日本式の「喫茶店」です。

また海外初進出がこの香港店だそうで、ショッピングに疲れて「ちょっとお茶とケーキでも…」という時にぴったりだと思います。

古いチョンキンマンションと新しいチョンキンマンション。

あなたはどちらがお好きですか?

岡田珈琲

住所:Shop No.38, Basement, Chung King Mansion, 36-44 Nathan Road, Tsim Sha Tsui,

Kowloon,

電話:852-2367-0332

営業時間:11:00-23:00

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