チョンキンマンション(重慶大廈)が一部リニューアル
世界中のバックパッカーが終結する御用達の宿、といえば九龍半島の繁華街・チムサーチョイ地区にある「チョンキンマンション」(重慶大廈)。格安ゲストハウスから、レートの良い両替商、カレー屋、インド食品スーパー、民族衣装テーラーまで、人種のるつぼのような怪しくも香ばしい場所、それがチョンキンマンション。
入り口にはバックパッカー目当ての客引きが1日中たむろし、通りかかる外国人に「偽物時計、ブランドバックあるよ」と数ヶ国語で話しかけている。そんなちょっぴり怪しげで地元香港人にはカレー屋以外、まったく縁のない場所、それがチョンキンマンション。
ところが最近、そんなチョンキンマンションの一部が改装され、新たな観光名所として生まれ変わったという。今回はそのチョンキンマンションの新しい魅力についてご紹介します。
チョンキンマンション正面入り口・左手横には真新しいエスカレーターが。そのエスカレーターで上がった1階と2階部分に、新しく「CKEショッピングモール」が2008年にオープンしました。
※ちなみに香港の回数の数え方はイギリスと同じ。
日本の1階→グランドフロア(GF)
日本の2階→1階
日本の3階→2階
となります。この場合エスカレーターで上がった日本の2階→1階からがショッピングモールです。
1階には激安コスメショップ「SASA」が入っています。2階には小さい店舗がアリの巣のようにぎっしりと並んでおり、ちょっとした迷路のようです。特に目立つのは女性向けの店舗で、アクセサリーショップとかパワーストーンショップとか、ネイルショップ、ブライダルショップ、なぜか占いの館も10件近く入っています。価格帯も観光エリアど真ん中にしては驚きの低価格。日本語はほとんど通じないと思いますので、交渉が必要な場合は簡単な英語と筆談でチャレンジしましょう。お店の営業時間は大体12:00から13:00なので、午前中に行ってもお店は全部閉まっていますのでご注意ください。コスメショップのSASAだけは午前中から営業しています。
そしてショッピングに疲れたら、地階にあるレストラン街へ移動。
CKEショッピングモールから一回外にでて、ネーザンロード沿いに4〜5メートル北上すると地階に下るエスカレーターがあります。地下は今年の9月にオープンしたばかりのレストラン街で、入ってすぐ右手に熊本の老舗喫茶店「岡田珈琲」があります。
実は香港にはいわゆる「喫茶店」というものがなく、スターバックスやパシフィックコーヒーなどのコーヒーショップがほとんどです。(それも数年前までなかった)
「岡田珈琲」は香港初の本格的な日本式の「喫茶店」です。
また海外初進出がこの香港店だそうで、ショッピングに疲れて「ちょっとお茶とケーキでも…」という時にぴったりだと思います。
古いチョンキンマンションと新しいチョンキンマンション。
あなたはどちらがお好きですか?
岡田珈琲
住所:Shop No.38, Basement, Chung King Mansion, 36-44 Nathan Road, Tsim Sha Tsui,
Kowloon,
電話:852-2367-0332
営業時間:11:00-23:00
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。