激ウマ!な四川料理のプライベートキッチン
香港はグルメの都。しかし香港人は辛いものがあまり好きではないようで、同じ
中華でも四川料理のお店は少ないです。あっても香港人好みに辛さが控えめに
調整してあったり、本格的な四川料理を堪能できるお店がないのが不満でした。
今回は香港島・湾仔(ワンチャイ)地区にあるプライベートキッチン「四姐川菜」Sijie Sichuan Dishesをご紹介いたします。
ここは四川省出身のシェフが本場の家庭料理の味をそのまま再現した、在港日本人の間でも人気の高いレストランです。
通常のレストランと違い、プライベートキッチンスタイルなので、普通のマンションの一室に店舗があります。隣近所は一般住宅で、店内も「知り合いの家のリビング」という趣。華美な内装も豪華な家具も何もなく、いたってシンプル。
メニューはセットのみ。人数によって前菜を何品、メインを何品、と選択するシステム。4名で行くと前菜2品、メイン3品、プラスお好みで麺か白米をつけてちょうどいいくらい。日によって(あるいはオーナーの気分次第?)によって、サービスで野菜炒めがついてきたりします。
前菜の「蒜泥白肉」(薄切り豚肉のにんにくソースがけ)。
ピリッと辛くちょっと酸っぱくて、ニンニクの香りが強く食欲を促進します。これが本当に美味しい!
ですが、午後に重要な予定が入っている場合は避けた方が無難かもしれません。
ニンニクがかなり強いので、ちょっとやそっと歯磨きをしたくらいでは臭いは消えません。
私の大大大好物「宮保鶏丁」。鶏肉とピーナッツと葱の辛味炒めです。
ぷりっぷりの鶏肉にピーナッツを入れ、赤唐辛子をどっさりと入れて炒めた
代表的な四川料理。辛さはオーダー時に調節可能です。
これは「少辛」ですが見た目はかなり真っ赤。ですが味はそれほど辛くないです。
この店一番のお勧めメニュー「坦々麺」。これも「少辛」です。
見た目はぱっとしませんし、器もごく普通です。
が、今まで食べた坦々麺の中で一番おいしかった!
下の方にピーナッツ、葱とともにタレが入っており、麺とまぜまぜしながら食べます。
ラー油の辛みとタレの深い味が絡み合って、絶妙のハーモニー。
セットメニューには入ってないので、追加のオーダーになりますがマストオーダーの1品。
これぞKing of the 四川料理、「麻婆豆腐」。これも「少辛」なのですが、山椒がぴりっと効いていて、食べれば食べるほど口の周りが痺れて痛くなってきます。
辛さ調節をしないままだと、よっぽどの辛いもの好きでも食べられないレベルの辛さに
なりますので「不辛」か「少辛」と必ず伝えましょう。
これは全然辛くない1品で「糖醋里肌」、豚肉の甘酢あんかけです。
同じ豚肉料理で甘酢あんかけといえば「酢豚」ですが、味も食感もちょっと違います。
私は酢豚よりこっちの方が肉が柔らかくて好きです。辛いものばかりの中で箸休めにちょうど合うお料理です。
あとお店からのサービスで青菜のオイスターソース炒めが出てきました。
四川料理は特に油を大量に投入するため、食後は半端なくお腹いっぱいになります。
また辛いものが多いため、体がぽかぽか暖かく眠たくなりました。
お店のすぐ近くの交差点にはNovotel Century Hong Kong ホテルがあります。
場所が分かりにくいので、まずは湾仔駅からこのNovotelを目印にして来ると良いと思います。
店名:四姐川菜
住所:Room 289, 2/F, Go Wah Building, 285-295 Lockhart Road, Wan Chai, Hong Kong
電話:852-2802-2250 or Sam 852-6900-1024 (要予約)
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