中国版・スーザンボイル登場!
今日の新聞で「中国にスーザンボイル現る!」と話題になっていたyoutubeの映像です。
これはスーザンボイルさんを輩出した英オーディション番組「British got talent」の中国版ともいうオーディション番組「達人秀」に参加した蔡洪平さんという50才過ぎの女性のパフォーマンス。
ハローキティのエプロンをちょこんとつけた蔡さん、仕事は八百屋さん。
歌が大好きで、特に世界3大テノールのパバロッティが歌っていたプッチーニ作曲のオペラ「トゥーランドット」の中の「Nesson Dorma(誰も寝てはならぬ)」がお気に入り。
ところがこの歌、歌詞はイタリア語。
歌詞の意味はわからないけど、この歌は大好きだし・・・と考えた彼女。
なんと自分で中国語の歌詞を作詞して歌ってしまったのです。
しかも本来の歌詞の翻訳ではなく、自分の生活に関係あるものがみんなに親しみやすくていいかな~ということで彼女の店で売っている野菜の名前を連呼するというユニークな歌詞に。
訳すと大体こんな感じです。
♪ 鳥のもも肉~鳥の手羽先~ アヒルのもも肉~アヒルの手羽先ぃ~
にんじん~トマトとぉ~ねぎぃ~
にらにパクチ~セロリ 白菜 トウガラシぃ~
(サビ) カリフラワァ~ぁ~キュウリ~ インゲン サヤインゲ~ン~ピーマン~
早く買いにきてね~ ネギをあげるわ~
・・・・という個性溢れるストレートな歌詞に。観客も審査員も大喜び。
もちろん彼女は審査を通過して次のラウンドに進んでいます。
夢はスーザンボイルさんのように世界を舞台に歌で人々に感動を伝えること、だそうです。
ちなみに「ネギをおまけにつけるわ」ですが、中国では野菜を買うともれなくネギが何束か無料で付いてきます。中華のいためものにネギは不可欠なので、一般的な習慣なのです。
審査員が「今後あなたのせいで外国人が最初に覚える中国語は『愛してる』じゃなく『ネギをあげる』になるんじゃないの?」などと言っていましたが、本当にそうかもしれませんね。
ちなみに「ネギをあげる」は「送你葱 song4 ni3 cong 1」です。そんにぃつぉん~♪
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