香港のスーパーマーケット
香港のスーパーマーケットは日本人にとっては充実しているといえるでしょう。
まずは「恵康(Wellcome)」というスーパーから。地元にある2大スーパーの1つで本当にどこに行ってもあります。中華料理に必要な素材を中心に、日本や西洋の素材も幅広く扱っています。そのライバルは「百佳(PARKn SHOP)」です。ちょっと香港の街を歩くと見つけることができます。品揃え、価格とも恵康と大差はありません。
こちらには「イオン」「そごう」、日系企業が絡んでいる「Apita」など日系スーパーがたくさん店を展開しているので、日本と同じ感覚で買い物ができます。そしてぜひ紹介したいのが「シティスーパー」。これは香港にあった西武で勤めていた日本人らが中心となって香港で設立した高級スーパーマーケット。日本人のみならず、西洋人もターゲットにしているのでハムやチーズの種類が豊富です。香港の芸能人が買い物しているところをよくパパラッチされています。日本人が香港で起業した会社の中でもっとも成功したところの1つです。
厳密にはスーパーというよりお菓子を中心に売っているのが「759阿信屋」です。ドラマ「おしん」は中国語で「阿信」と書くのですが香港でも非常に有名でその精神にあやかったそうです。日本のお菓子を中心に韓国のお菓子、ジュール類を売っています。ビジネスが好調で支店網がどんどん広がっているほか、最近はインスタントラーメン、冷凍食品などの食材も取り扱うようになりました。
何を買うべきか? 香港のお土産ということですので、オイスターソースは喜ばれるようです。一番安いのであれば20ドルくらいから買えます。また面白いのは、以前紹介しましたが「出前一丁」ではないでしょうか? 香港には日本には売られていない味が10種類以上あります。"香港というご当地のお土産"として面白いと思います。
買い物袋ですが、エコバッグを持っているほうがいいです。もしビニールの買い物袋が必要であれば50セントが徴収されます。支払いは現金、クレジットカード、デビットカード、香港ではオクトパスといわれる電子マネーとなっています。
(4月お題"スーパーマーケット")
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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