ミシュラン2つ星シェフによる"肉"がテーマの店
香港には香港で料理のガイドブック『ミシュラン』で星を獲得したシェフだけではなく、自国のレストランで星を獲得して香港に進出してくるシェフもたくさんいます。「Atelier Vivanda」という店はフランスで2013年に1つ星、2014年に2つ星を獲得した今注目のお肉の料理に力をいれたフレンチレストランです。
場所は香港島の湾仔（Wanchai）という古くから栄えた地域で、店の周辺にはおしゃれな店が並びます。経営するのはフランス人のアクラム・ベナラルさんで弱冠34歳の才能ある若きシェフです。
メニューはほとんどアラカルトがなく、基本的には前菜とメインの昼食（298ドル）も前菜、メイン、付け合わせ、デザートの夕食（448ドル）もセットメニューとなっています。前菜は「Caesar Salad」、「Langues d'oiseaux」、「Duck Leg Terrine」などの4種類から選択します。メインは「Black Angas Flank」、「Yellow Chicken Breast」、「Rack of Veal」、「Iberian Pork Rib」など6種類から1つ選択。5種類ある付け合わせは「Sauteed Potetoes」、「Mashed Potetoes」、「Pommes Darphin」の中から選びます。ディナー用のデザートは「Crème Brulee」、「Custard/Vanilla Ice Cream」など4種類。なお、付け合わせはおかわり自由というのはうれしいですね。
A Picorerとメニューにあるのはおつまみのことで、50日熟成させた牛肉のスモークThinly Sliced Smoked Beef Matured 50 days」（198ドル）、2年以上かけて作ったハムの「Pate Negra Bellota Pure Origins Iberian」（50グラムあたり128ドル）などがあります。
座席は60席で大きさは1500平方フィート。牛をイメージして黒と白を中心とした色使いになっています。オープンキッチンになっているので広々とした店内ですし、今、シェフの方々が何をしているのかはっきりと見えます。
★Atelier Vivanda
所在地：G/F., 9A Ship Street, Wanchai, Hong Kong
電話：+852-2109-1768
営業時間：12:00～15:00(ランチ)、18:00～23:00(ディナー)
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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