香港唯一のチェコのカフェ・レストランでビールと料理を堪能する
チェコといえば１人あたりのビールの年間摂取量が約147リットル（2014年）とビールの本場ドイツより多いのをご存じでしょうか？ しかも21年連続のトップという無類のビール好きの国民です。そのチェコのビールや料理を楽しめる店が「Pivo Czech Bar」です。
場所は高級ブランドなどが集まる新しいショッピングモールとして有名な「Elements」。その屋上に作られた公園とレストラン街にあります。このElementsは香港最高の高層ビル、環球貿易広場（ICC）という高さ490メートルのビル直結で、そこの100階はビルの展望台になっている観光スポットでもあります。
店は1300平方フィートの大きさで座席の数は80。ビールの製造工場をイメージしたようなインテリアで、銅の色が店内をより明るくしてくれます。店の外にも立ち飲みができるようになっていて、ICCのオフィスビルで働く人たちがビールを一杯ひっかけに来ているようです。
お楽しみのビールですが、チェコはピルスナービールを作った国ですので、まずはそれを飲みたいものです。ドラフトビールでは「Pilsner Urquell」（78ドル）が同店のお勧め。泡がとてもクリーミーなのがわかります。瓶ビールではエールビールの「Bernard Bohemian Ale」(82ドル)が人気。フルーティーな味わいで非常に飲みやすいです。
料理はソーセージの盛り合わせと豚バラ肉などがある「Czech House Platter」(225ドル)を。1人では食べきれないかもしれないほどのボリューム満点のメニューです。「Smoked & Beet Cured Salmon」(95ドル)はクリームチーズをつけて食べます。
日本でもなかなか食べることのないチェコ料理。ぜひ香港を訪れた際に食べてみるのはいかがでしょうか？
★Pivo Czech Bar
所在地：Shop R004, Civic Square, Elements, Kowloon Station, West Kowloon, Hong Kong
電話：+852-2196-8733
営業時間：12:00～翌1:00(日～木曜)、12:00～翌２:00(金、土曜)
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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