香港政府トップの行政長官担当料理人が独立してできた中華料理店

公開日 : 2016年04月10日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

広東料理が食べたい。金額は問わないから本格的な広東料理を食べたい...と考えている方。「禮賓傳/Lai Bun Fu」はまさに広東料理の王道を食べることのできる高級レストランです。

なぜここを紹介するかというと、鍾建良エグゼクティブ・シェフはこの店をオープンさせた2014年12月以前は香港政府のトップである行政長官専属のシェフだったからです。もちろん、世界から政府要人や経済界の大物が来た時に香港政府は食事会を開催してをもてなさなければいけませんが、例えば、マレーシアのラザク首相、ロシアのメドヴェージェフ首相、インドネシアのユドヨノ前大統領などのお腹を満たしてきました。

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インテリアはそれほど派手ではないですが、高級感があると同時に落ち着いた雰囲気です。面白いのはイギリス紳士がかぶるハットをモチーフにしたライトがつけられている点です。

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料理は何と言っても「師傳五味炸鶏/Sifus Crispy Chicken With Flavoured Souces」(半羽=278香港ドル、全羽=498香港ドル)がお勧め。外はぱりぱり、中はジューシーの肉に塩、レモン、緑茶などの独特な5種類の薬味を付けて食べます。「鵝肝蝦多士/Foie Gras Prawn Cutlets on Toast」(340香港ドル)はフォアグラとエビを揚げた贅沢な料理です。

001 Lai Bun Fu - Sifu

セット料理では「禮賓傳宴/Lai Bun Fu Tasting」(1人5580香港ドル)にトライしてみてください。値段は張りますが、ロブスター、燕の巣、大間産のアワビ、トリュフなど高級素材を使った11品がでて来ます。これを注文すれば、広東料理のほとんどをおさえたようなものです。

★禮賓傳/Lai Bun Fu

住所:5/F, 18 On Lan Street, Central, Hong Kong

アクセス:地下鉄中環(Central)駅D1出口から徒歩5 分

電話:+852 2564 3868

営業時間:ランチ=12:00~15:00、ディナー=18:30~23:00

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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