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香港人はお金を稼ぐことに関心が高い一方で、芸術に注目を寄せる人は、香港在住西洋人位でした。ところが、香港人の生活水準が上がり、数年前から芸術に関心を持つ人が増えました。今ではあの「アートバーゼル」が香港でも毎年3月に開催されるほとです。そんな中、ビルなどの壁に絵を描く「ストリート絵画」的なものがSOHO地区周辺で増えてきました。「インスタ映え」するということで新しい観光スポットになっています。
まずは、マルチな才能を見せるタレントの香取慎吾が作品から。2018年3月24日~26日の3日間の24時~朝6時、各6時間ずつ計18時間かけて、荷李活道(Hollywood Road)とヒルサイドエスカレータ―が交差する地点に製作したものです。これは香港政府観光局(HKTB)のプロジェクトの一環で、香港各地で開催される「香港アートマンス」に連動して行われました。
香取慎吾が描いた作品(写真提供:HKTB)
嘉咸街(Graham Street)と荷李活道の交差点にある「G.O.D.」という店の側面の壁は、香港の古いスタイル住宅である「唐楼」を描いた絵が描かれていて、ここが世界中の人が「インスタ映え」をしにやってくる場所として最も有名です。
必ず誰かが写真を撮っています
荷李活道沿いの北斜め向かいにあるには「hotel madera hollywood」というホテルがありますが、そのうえには喜劇王チャーリー・チャップリンやマリリン・モンローの絵が壁にドーンと描かれています。
映画スターの絵が掲げられています
嘉咸街から1本西にある通り卑利街(Peel Street)と荷李活道の交差するところにある建物=ホテルの斜め向かいにも花飾りをつけた女性が笑っている店があります。絵には「Uma Nota」と書かれているのですが、実はこの名前はブラジル料理の店名です。店に入ってブラジル料理を堪能してもいいでしょう。
こちらも楽しくなるような笑顔です
レストランの壁の絵と言えば、もう1つあります。嘉咸街と士丹頓街(Staunton Street)の交差点に「Brooklyn」というレストランについてです。こちらも側面の壁はブルックリンをイメージした絵柄です。
色とりどりの明るい絵です
最後は場所が変わって銅鑼湾(Causeway Bay)にある「利園(Lee Garden)」というショッピングモール兼オフィスビルがあります。そこの正面入口横の歩道に絵が描かれています。
カラフルで、かなり長い絵なのがわかります
このように、「芸術に目覚めた」香港は、これからこういった場所が増えていく流れは止まらないと思います。