香港で気軽に食べられるB級グルメ

公開日 : 2019年01月04日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

B級グルメを厳密に定義することは難しいですが、ただ気軽に食べられるという要素はあると思います。日本で言うなら、たい焼きやたこ焼きはカウンター越し注文してすぐ食べられます。香港では「小食」と呼ばれる店があちらこちらにあり、下記の写真にあるように、香港人は小腹がすいた時に立ち寄って食べます。

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売られているのはさまざまですが、基本は油で揚げたものでナスやピーマンを肉詰めしたもの、イカ、ウインナー、軟骨などがあります。そのほかにも、大きな串に刺された豚、牛、鶏肉を焼いたもの、チキンウィング、魚のつみれ、シュウマイ、茹でたピータンなど多彩な物が食べられます。

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色々な種類の揚げもの

そしてハイライトではないですが、これを食べられればある意味"本物"と言うのが中華圏で広く食べられている「臭豆腐」というものです。初めてにおいをかぐ人は吐き気をもよおすような強烈な臭いです。外国人が納豆の臭いをかいだ時の感覚がわかることでしょう。ただ、がんばってひと口食べると塩味の聞いた厚揚げという感じで、臭みはほとんど感じられません。普通に食べるとあまり味気がないので、納豆の醤油と同じように店の前に、甘い、辛いといったソースがおいてあるところが多いので、お好みでソースをつけて食べると良いと思います。

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臭豆腐

あちらこちらと書きましたが、どこにあるかと言いますと、一番有名なのは、油麻地(Yau Ma Tei)と旺角の中間にある登打士街(Dundas Street)沿いで西洋菜南街(Sai Yeung Choi Street South)と花園街(Fa Yuen Street)の間に集中しています。旺角は観光スポットなのでほぼ立ち寄ると思うので、ローカルな香港文化を味わってみるのはいかがでしょうか?

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筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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