キャセイパシフィックが香港市民に愛されている料理を機内食に

公開日 : 2019年03月03日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港のフラッグシップキャリアのキャセイパシフィック航空ですが、このほど「香港フレーバー」と題した機内食を長距離路線に導入しました。そうです、香港人が普段愛している味を機内食で楽しむ事ができます。(写真提供:キャセイパシフィック航空)

IFE_JCL_C376Y18_E0.jpg

ファーストクラスでは「花椎茸、菜心、豆腐を添えたアワビの蒸し煮」というファーストクラスにふさわしい料理が用意されました。ビジネスクラスでは「米粉麺のローストダック添え」、「ココナッツと小豆のプリン」、「タピオカ入り香港ミルクティープリン」、「クコの実入りキンモクセイゼリー」です。米粉は香港人が良く食べる麺でそこにローストした鴨肉がついてくる贅沢な料理です。香港のミルクティーは「港式奶茶」と漢字で書くのですが普通のミルクティーよりまろやかな味が特徴です。そう言う意味でも香港らしい味に仕上がっています。

プレミアム・エコノミーでは「トマトソースのユンヨンチャーハン」と「蒸しオヒョウの大澳産からし菜とジャスミンライス添え」の2品です。ユンヨンチャーハンと書いていますが漢字では「茄汁海鮮焗飯」と書きます。わかりやすく言えば、トマトソースがかかった海鮮ドリアのような料理をイメージしてもらった方がいいと思います。エコノミークラスは「鶏の煮込みと中華風ソーセージをのせたジャスミンライス」、「香港風シーフードカレーライス」です。特に中華風ソーセージとジャスミンライスはいかにも香港らしい料理です。これに合わせて香港の中国茶専門店の「福茗堂茶荘」と提携してャスミン、ウーロン、プーアールをはじめとした高級中国茶もエコノミークラスで飲めるようになります。

Braised brisket with flat rice noodles in special beef broth.jpg

また、同航空は成田空港線を2019年4月4日から5月2日までと7月4日から10月24日までの期間、木曜日運航のノンストップ便を週1 便増便することになり、さらに香港に行く選択肢が増えました。増便した便のスケジュールは成田発(CX517)が13:25-17:30、香港発(CX508)が7:00-12:15です。

CX-A330-300_Pic03.jpg

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。