新型肺炎対策でさらに緩和措置が取られました

公開日 : 2020年05月29日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港政府は新規感染者の増加が抑えられていることから規制をどんどん緩和していることはこれまでにもご紹介してきましたが、さらに緩和策が講じられています。

3月25日から香港国際空港では乗り換えのサービスも停止していましたが、6月1日からは香港への入境を含まない形で乗り換えサービスを始めることになりました。まだ外国人観光客が香港には入れませんが、これはハブ空港としての機能回復ということになるので、香港の税関を開放するためのひとつのステップといえると思います。また、香港国際空港は2020年5月18日から出発ロビーの対象エリア内ですべての旅客はマスクの着用を求められることになりました。観光客に開放するときも、利用客を守るため同じ措置が取られるでしょう。

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空港の活動も徐々に動きだします

レストランのルールは変わっていませんが、宗教活動については建物内で行事を行う際、収容人数の50%まで、飲食をともなわない形で活動ができるようになりました。バーやゲームセンター、フィットネスジム、映画館、エステ、マッサージ、麻雀などは5月8日から営業再開が可能となっていますが、運営する際、細かな規定が加えられています。フィットネスジムは1クラス最大9人で、インストラクターや生徒それぞれが1.5mの距離を取る必要があり、全員のマスク着用を義務付けています。ゲームセンターなどの娯楽施設でも客は収容人数の50%まで、9人を超えて人が集まってはいけないことになっています。

サウナ、夜総会、カラオケなどは従来通り5月28日まで継続して店を閉じていましたが、5月26日に29日零時から浴場、パーティールーム、クラブ、ナイトクラブ、カラオケ店の営業再開を許可することが発表されました。こちらも業界ごとにさまざな規定がされていて、例えばカラオケは、機材や家具は客の使用前と使用後に消毒する、1部屋あたり最大で8人まで、検温、マスク着用義務、消毒液の提供などとなっています。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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