ミニバスのサインを製造する巧佳小巴用品が資料館を開設

公開日 : 2021年07月30日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

2018年3月30日付の特派員記事に「香港で買いたいおすすめのお土産 Part 7」というのを紹介しましたが、そこではバスの窓に行き先や値段をアクリルのボードについて紹介しています。その看板を製作しているのが巧佳小巴用品(Hawk Ltd.)で、2016年からはキーホルダーの販売などもしていることからお土産の定番となりましたが、このほど「小巴文化資料館」をオープンさせました。

001.JPG

麦錦生オーナーは香港で唯一のミニバスのサインを製作できる人ですが「ミニバスの文化や歴史を知ってもらいたかったのです。会社は上にあるんですが、下の階に空きがでたので、ここを資料館にすることにしました」と話してくれました。

002.jpg

正面入口には、昔の佐敦(Jordan)、油麻地(Yau Ma Tei)の西側の町並みを再現したミニチュアがディスプレイされています。奥には、前輪の後ろ以降をカットした本物のミニバスが置かれています。ミニバスを購入して、後ろをバッサリとカットしたそうですが、10万香港ドルかかったそうです。もちろん運転席にのれますし、助手席にもダミーのハンドルをつけて、助手席からでも運転手気分を味わえます。

003.JPG

壁沿いにはミニバスの歴史の簡単な解説や昔のミニバス車両の写真なども見られます。資料館に行くには最低15人の予約が必要ですが、渡航解禁後、行けそうな人はぜひ訪れてみてください。

★小巴文化資料館

・住所: G/F., 39 Battery Street, Jordan, Kowloon Hong Kong

・Tel:  9017 9587(事前に15人以上の予約が必要)

・営業時間: 10:30~18:00

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。