オミクロン株で感染拡大が続く香港。厳しい防疫対策に逆戻り

公開日 : 2022年02月17日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港政府はオミクロン株の感染拡大が収まる気配を見せないことから、防疫対策の一部をより厳しくすると発表しました。公衆の集まりは最大で4人から2人に変更されたほか、新たに2世帯以上がプライベートな空間で集まることも禁止されることになりました。これらの措置は2月23日まで続く予定です。

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また、施設に入る際に必要となる「安心出行(LeaveHomeSafe)」の対象が増えています。これまではレストラン、クラブハウス、ホテルなどに限られていましたが、宗教施設、ショッピングモール、百貨店、スーパーマーケット、街市、理髪店が加わることになりました。これらの施設に入るときは入口にあるQRコードを安心出行を使用してスキャンしなければなりません。

公共の場所や公共交通機関でのマスク着用義務もあります。またレストランですが、B類の場合は18時~翌5時まで店内飲食禁止、1テーブルあたり2人まで、収容人数は50%となり、パーティーは開催禁止になりました。従業員は7日ごとに検査を受ける必要があります。C類は18時~翌5時まで店内飲食禁止、1テーブル2人まで、収容人数は75%、パーティーは開催禁止です。従業員は1回目のワクチン接種を終えていなければなりません。D類は18時~翌5時まで店内飲食禁止、1テーブルあたり4人まで、収容人数は100%、パーティーは開催禁止です。従業員のワクチン接種は2回目が終了となっているほか、客も3分の2が1回目のワクチン接種を終えていなければなりません。

香港でも病床が足りなくなってきたため、濃厚接触者は14日間、2次的な濃厚接触者は4日間の自宅隔離をしなければなりません。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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