キーワードで検索
日本政府は3月1日から新しい水際対策を発表しました。香港から日本への渡航ですと、日本人、外国籍問わずワクチン3回接種した人は、入国後の自宅やホテルなどでの待機を求められなくなりました。このように日本政府はウィズコロナにゆっくりと舵を切り始めています。
もし、未接種者または2回のワクチン接種終了者であれば7日間の自宅などでの待機を求められます。また、隔離場所までの移動はこれまで公共交通機関の使用は不可でしたが、24時間以内に待機場所に移動するに限り、認められることになりました。また、3日目に自主的に受けたPCR検査結果が陰性であれば、それ以上、待機する必要がなくなります。
日本において適用されるワクチンですが、米ファイザー / 独ビオンテックの「Comirnaty」です。もう1つ香港で接種されている Sinovacs社の「CoronaVac」は日本では通用しません。
一方、日本から香港に行く場合ですが、現在は香港生まれ、外国人問わず香港に在留資格がある人のみです。ただし、飛行機搭乗48時間前のPCR検査で陰性であることと入境後、政府が指定したホテルに14日間の隔離をする必要があります。それでも、一番厳しい時の隔離期間は日本と香港の往復で最長35日間でしたので、今の14日間というのは、かなり渡航がしやすくなったと思います。
香港はオミクロン株の感染拡大していることとゼロコロナ政策を取っているので厳しい水際対策を取っています。一時期は日本の方が香港より厳しい水際対策を取っていましたが、今やすっかり逆転している状況です。