日本と香港の合作ミュージカル『香港スケッチ』が7月6日から高円寺で上演
ここ数年、日本において香港系の飲食店がたくさん開店し、インディーズを含め多くの香港映画が上映されるなど、何だか日本はミニ香港ブームではないかと思えるほどです。そして、7月6日~10日まで座・高円寺1で『香港スケッチ』というミュージカルが上演されます。(写真提供:香港スケッチ実行委員会)
日本と香港の合作ミュージカルですが、今作品の作・音楽を担当する緒方桃子プロデューサーによると香港と日本のスタッフが半々ずつクリエイティブチームに関わっているとのことなので、真の意味で合作ミュージカルですね。今を「なぜ」生きるのか、「どう」生きるのか...3人の香港の若者の姿を通じて描かれる完全オリジナル作品です。
主演は、香港の女優の岑君宜(Fannie Shum)。香港話劇団、劇場工作室などさまざまな劇団の舞台に参加。コロナ前の数年間は平均して年4作品の舞台に出演するほか、映画、テレビでも活躍しています。
あらすじは2022年の香港が舞台です。香港で生まれ育った3人の若者。貧しい若者の叉焼仔は毎日をひたすら生きている。幼なじみの女性に恋心を抱きつつも素直になれず、顔を合わせば口喧嘩ばかり。そんな折、イギリスからオーウェンが香港に戻って来る。オーウェンは2人にとって幼なじみだが、香港で有名なホ一家の跡取りでもある。彼が戻って来た理由は...。
緒方さんは、歌は、日本語・広東語・英語がちりばめられていて、食べ物、数の数え方、広東語など香港の文化も紹介しているとも教えてくれました。どんな作品に仕上がっているのか非常に楽しみです。
チケットは一般で5000円、U35は3500円、カンフェティまたは座・高円寺チケットボックスで販売されています。開始時間は14時または19時で上演時間は約90分です。7月8日と9日の14時開始の公園のあとに出演者によるアフタートークが予定されています。日本・香港在住の舞台人のコラボの第1弾と捉えているそうなので、これが成功すれば第2弾、第3弾とどんどん作品が生まれる可能性がありますので、ぜひこの作品を観に足を運んでください。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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