「畳の部屋」があるホテルが登場
畳は日本ならではの建築文化の1つですが、なんと香港の湾仔(Wanchai)地区にある「AKI Hong Kong」というホテルに畳を使った部屋が登場しました。(写真提供:アコーホテルズ)
畳部屋
実は香港で畳を販売しているお店がありますが、あくまで各個人の好みの話であり一般的ではありません。一方で香港は日本文化への造詣も高い上に、ホテルのコンセプトとしてミニマリスト的な要素を取り入れた中で畳の部屋を採用することになりました。ホテルは全173室ありうち20室が畳の部屋です。畳の部屋といっても旅館のような和室ではなく、洋室に畳を敷き詰めた部屋というデザインになっています。畳部屋は270度見渡せる部屋が基本で、ビクトリアハーバーと九龍側、香港島の景色も楽しめるようにしています。
窓は大きくとっています
部屋の大きさは16平方メートルのクラシックルームから279平方メートルのデラックスルームまで5種類を展開(和室はその中の1つ)。いずれもキングサイズのベッドが設置され、床から天井までできるだけ窓を大きく配置することで自然の光を多く取り入れるようにしています。逆に滞在者が部屋を離れた場合、センサーを介して自動的に空調が止まったり、ブラインドが自動的に下がるテクノロジーを採用しています。内装は木をふんだんに使って柔らかい部屋の雰囲気を演出しています。
ダイニングはオーガニック料理などを提供する「Lobby Lounge」、弁当箱のランチや、スペインと日本の料理を融合させた「ジャパス」と名付けたおつまみなど日本からインスパイアされたものを提供する「TANGRAM」というちょっと不思議なレストランもあります。また、25階には「Uncle Ming's Whisky Bar」という、ウイスキーのラインナップに自信を持つバーで1日を締めくくて下さい。
TANGRAM
Uncle Ming's Whisky Bar
このホテルを運営するのは、ホテル業界大手のフランス、アコーホテルズですので、安心して宿泊できます。海外旅行をすると、日本の環境が恋しくなるときがありますが、ここに宿泊すればその心配はなくなると思います。
★AKI Hong Kong」
所在地:239 Jaffe Road, Wan Chai, Hong Kong
Tel:2151 5000
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。