香港は9月26日からホテルでの強制隔離が廃止されることになりました

公開日 : 2022年09月26日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港政府は9月26日から3日間の政府指定ホテル隔離を廃止すると発表しました。最大21日の隔離があった香港の防疫政策ですが、ついに隔離がなくなります。これで香港への渡航がかなり容易になります。

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香港に入るには、まずワクチン接種が完了していることです。日本ですとファイザーかモデルナのワクチンを2回接種していることになります。また、24時間以内の抗原検査キットを用いて陰性であることを証明するのですが、陰性証明を含めた各種データは、入境に必要な電子手続きである「電子健康申報」に求められる情報を登録します。登録が完了すると入境にQRコードが送られてくるので香港国際空港の到着時の手続きの時に提示します。また、アプリの「安心出行(LeaveHomeSafe)」のインストールも要求されるでしょう。

香港国際空港到着後、空港でPCR検査を受け、公共交通機関などを使って自宅や予約したホテルに向かいます。香港到着日を0日として、その後、3日目の午前までは「医学的健康管理期間」となります。外出は可能なのですが「安心出行」は黄色表示です。黄色の間は、レストラン、バーなどに入ることはできませんが、ショッピングモール、デパートには入ることはできるので、最低限の香港観光をすることはできると思います。2日目に香港各地にある社區檢測中心(Community Testing Centre)に行って、PCR検査を受けなければなりません。陰性であれば、3日目の午後から安心出行の表示が青に代わり、行動制限が解除されます。

3日目の午後からは、4日間の「自主健康観察期間」というものになり、4日目と6日目にも社區檢測中心を訪れてPCR検査を受けます。6日目のPCR検査が陰性だと7日目の午前で防疫措置が終了となります。

クリスマスから年末年始の航空券はすでに高騰しているので、自分のスケジュール、予算などを見ながら香港渡航を計画してください。日本の入国制限も大幅に緩和されたので、日本と香港の往復はコロナ前に限りなく近づいたと思います。

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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