絶対食べたい!香港のあったかB級グルメ煲仔飯
年間平均気温が26度の香港ですが、
最近はそれを下回る18度くらいという寒さ。
寒くなると食べたくなるのが、煲仔飯(ボウチャイファン)。
煲仔飯(ボウチャイファン)とは香港名物の土鍋ご飯。
ご飯に具材をのせて炊き上げるので、具材の味はしみこみ
ご飯はちょうどいい加減のおこげができて、
なんといもいえない幸福感でいただけるのです。
下町B級グルメ、
場所は油麻地のテンプルストリートにあります。
かなりローカル色が濃いエリア、
夜になると屋台が並びます。
目的地の興記菜館(Hing Kee Restaurant)は1983年にオープンした
煲仔飯の専門店。種類も50以上あります。
このエリアに隣り合わせで5店舗あるので
空いている店の席に案内してくれます。
それぞれの店舗はそれほど広くなく、
相席は当然、
食べ終わったらさっさと出る
というのが暗黙の了解のようです。
食べ終わるや否や、すぐにお勘定の催促にくる優れたスタッフ。
予約はできないので、早いもの順。
午後6時半に行ったら待たずに入れましたが、
7時過ぎると席待ちの列ができ始めていました。
メニューは中国語、英語、日本語で表記されているので
広東語ができなくても指さしで大丈夫。
これと、これと、これと、これと、これと
あとチンタオ(青島ビール)ンゴイ(すみません(お願い)の意味)!
ポウチャイファンはオーダーをしてから作りはじめるので
15~20分くらいの待ち時間。
ビールを飲みながらイカフライや野菜をつまみながら
わくわく楽しく待ちます。
来た来た~
土鍋は熱いので触らないように、とのこと。
タコとチキンのミックスと鴨をオーダーしてみました。
これにソースをかけ、混ぜ混ぜしてからお茶碗にとっていただきます。
間違いなくリピーターになりたくなるお味です。
近くにあるテンプルストリートマーケットを散策しながら
帰るのがおすすめ。
昼間とは違う顔を持つ下町の夜、
香港を再発見できることでしょう。
【DATA】
興記菜館(Hing Kee Restaurant)
住所:G/F,12,14,15,17,19 Temple Street, Yau Ma Tei, Kowloon
油麻地廟街12, 14, 15, 17, 19號地下
TEL: (852)2384 3647
営業時間:18:00~01:00
アクセス:MTR油麻地(ヤウマーテイ)C出口から徒歩2分
筆者
香港特派員
りんみゆき
香港在住26年のライター/通訳です。
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