香港を歩く!マクリホーストレイル ステージ6
香港の4大トレイルのひとつである全長100kmのマクリホーストレイル。
今回はアクセスの便利さを考慮して、ステージ5の途中であるライオンロックパークからステージ6の終わりまでを紹介します。
MTR黄大仙(Wong tai shin)から徒歩15~20分ほどで獅子山郊野公園登山口に到着。
マクリホーストレイル ステージ5のM101マーカーを過ぎたところからスタートします。
ここからはひたすら階段が続きます。
ところどころにあるビューポイントから黄大仙のアパート群を見下ろしながら、ひと休み。
戦争中はDrinkers Lineと呼ばれていたトレイルにはいたるところにその跡が残っています。
このピルボックスの残骸は1930年代のもの。
北からの侵略から守るために作られ、機関銃などがこの中に固定されていたようです。
詳しい説明ボードがあります。
マクリホーストレイル自体はライオンロックを通過しませんが、寄り道をして495mのライオンロックに行くこともできます。
ビーコンヒルビューポイントから後ろを振り返るとライオンロックがよく見えます。
ビーコンヒルの頂上。
このビーコンはカイタック空港に飛行機が着陸するときに使われていました。
ステージ6:Tai Po Road(大捕公路)~城門(Shing Mun)
距離:4.6km 所要時間:1時間30分
このステージの最初の部分は野生の猿との遭遇です!
金山郊野公園(Kam Shan Country Park)の入口。
猿に関しての注意書き。
①猿がいるところで物を食べない
②ビニール袋を手に持たない
③猿に食べ物を与えない
④近づいたり触ろうとしない
食べ物を持っていなければ襲われることはまずありません。
九龍貯水池(kowloon reservoir)沿いを歩きます。
第二次世界大戦中に使われていたトンネルがいくつもあり、中に入れるものもあります。
トンネルにはRegent StreetやShaftesbury Avenueなどロンドンにある通り名がつけられ、遠い母国を思い浮かべながらここで戦ってたイギリス兵士の姿を想像することができます。
この一帯は戦争の爪痕がくっきりと残っています。
ステージ6のゴール地点にはトイレや自動販売機があります。
約15分離れたところにあるビジターセンターから、ミニバスで荃湾(Tsuen Wan)の町なかまで行けます。
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筆者
香港特派員
りんみゆき
香港在住26年のライター/通訳です。
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