香港を歩く!ビクトリア市の6つの境界石

公開日 : 2021年06月01日
最終更新 :

香港といえばグルメやショッピングというイメージがありますが、

1997年まではイギリスの植民地であり、歴史的にも興味深いモノが

よく見ると町中のいたるところに残っています。

今回ご紹介するのはビクトリア市の境界石です。

1841年に英国軍が上陸し香港島領有を宣言した後、

1843年には島北岸一帯を当時のビクトリア女王にちなみ、ビクトリア市と命名しました。

香港政府は1903年にCity of Victoria(ビクトリア市)の範囲を明示し、その境目に石が置かれることになりました。

その6つの石は今でも残っています。

よく見て歩かないと見過ごしてしまうほど、気にしていないとあまり存在感のない石ですが、

以下の6か所にあります。

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今回は全箇所を歩いて回ってみました。

スタート地点:ケネディータウン

ゴール地点:コーズウェイベイ

距離:約16km

所要時間:約4時間半

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1つ目 西寧街 (Sai Ning street)沿いの北側の公園内のごみ箱近くにあります。

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2つ目 薄扶林道( Pok Fu Lam Road)沿い、香港大学の近くにあります。

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3つ目 克頓道(Hatton road ) 龍虎山郊野公園のトレイルにあり、当時のビクトリア市の白黒写真もあります。

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ピークで一休み。

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4つ目 舊山頂道 ( Old Peak Road)沿い、 地利根徳徑 (Tregunter Path)との交差点付近にあります。

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次の石にたどり着く前に少し寄り道をして、

香港の恋愛のパワースポットでもある婚姻石に立ち寄ってみるのもいいでしょう。

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5つ目 寶雲道 ( Bowen Road)のトレイルにあり、 司徒抜道(Stubbs Road)の交差点の手前にあります。

この道は別名フィットネストレイルとあるだけあって、ジョギングをしているランナーが多くいます。

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6つ目 黄泥涌道 (Wong Nai Chung Road)ハッピーバレーの競馬場沿い、聖保祿小学校前(東端)にあります。

1900年代初期の香港を想像しながらビクトリア市の境界線を歩いてみると

今までとは違った香港が見えてくるかもしれません。

香港をよく知っているリピーターや在住の方にもおすすめです。

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筆者

香港特派員

りんみゆき

香港在住26年のライター/通訳です。

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