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もともとはボール型をしたオランダ発祥の揚げ菓子「ドーナツ」は、 その後アメリカに渡り、形も現在の真ん中に穴の開いたリング状になりました。アメリカでは、ドーナツは国民的お菓子としてとても人気があります。日本のおまんじゅうといったところでしょうか。
もちドーナツとハワイ
ここハワイでも、ドーナツは人気の高いお菓子です。もともとハワイには、日系移民が多く、おもちを食べたり、もち粉を使って料理をする文化が根づいていますので、もちドーナツもすぐに受け入れられるようになりました。
もち・ドー・ハワイ(MOCHI DO HAWAII)
2021年1月に ワイキキに開業した「もち・ドー・ハワイ」は、もちドーナツの専門ブランドです。ブランド名の「MOCHI DO HAWAII」の「DO」は英語の「~する」の「ドゥー」ではなく、ドーナツの「ドー」の短縮形。
ここでは、ドーナツマスターの ジェイソン・ヤングさんが、さまざまなフレーバーのもちドーナツを作り出しています。
まずは秘伝のミックスの生地をオイルの中に落とし入れ、2分半ほどじっくりと揚げます。
このあと約10分間ほど置いて、ドーナツが冷めるのを待ちます。
ドーナツの温度が下がると次はフレーバーのアイシングです。
今日は、タイミルクティーとオレオのトッピング、クレムシクル(オレンジとバニラ味)、抹茶、ブルーベリークリームチーズ、メローナ、ウベチーズケーキ、あずき、チョコレートとあられの8種類のフレーバーのドーナツを作ってもらいました。
どのフレーバーもとてもおいしいのですが、それよりも何よりもドーナツ自体がモチモチしていて甘過ぎず、油っぽさを感じさせないふんわりとした軽い口当たりなので何個でも食べることができそうです。 一番人気のフレーバーはやはり抹茶味の「抹茶ちゃ」だそうです。
一番新しいフレーバーの甘いチョコレートと塩味のあられがのった「かきもちドーナツ」は、現在人気上昇中とのこと。このドーナツは、ジェイソンさんの奥さんが考案なさったそうです。最初ジェイソンさんは「どうかな?」と思っていたそうですが、食べてみるとあまりにおいしく一挙に4個も食べてしまったほど。
ジェイソンさんは、新しいフレーバーを求めてさまざまな試作品を毎日作っています。試作品は、スタッフに食べてもらって反応を聞くので、スタッフは大喜び。ただ、あまりにたくさんの試作品を作るので自分ではだいたいひと口だけ味見をするそうです。
現在、もち・ドー・ハワイのドーナツは、ワイキキ・モナーク・ホテル 1階のマレコ・コーヒー&ペイストリー・ショップで販売しています。
ドーナツは毎日早朝から作っていますが、その日に売り切るぶんしか作らないのでオンラインでの予約をおすすめします。オンラインで予約注文すると、ホテルの車寄せで受け取ることができるので便利です。
毎週新しいフレーバーが出るので、注文の前には必ずインスタグラムをチェックしてくださいね。ドーナツ1個は$1.95、6個入りのエクスプローラー・パックは$11.70、かきもちドーナツ1個は$2.25、4個入りは$9.00です。
■もち・ドー・ハワイ(Mochi Do Hawaii)■
・住所: 444 Niu Street, Honolulu, HI 96815 USA
・営業時間: 午前8時〜正午(月〜土曜日、日曜休み)
・URL: https://www.mochidohawaii.com/(オンラインの予約注文はこちらから)
・公式インスタグラム(英語): https://www.instagram.com/mochidohawaii/
・公式フェイスブック(英語): https://www.facebook.com/mochidohawaii/