7年の時を超えて流れ着いた漂流物
オアフ島の北東に位置する海岸に、ある大きな物が打ち上げられた。
その漂流物の側面に日本の文字を見つけ近くに行って見ると、
はっきり文字を見て取ることができます。
気仙沼、魚市場と
こんな数字も。
魚市場担当の市役所に問い合わせをすると、
確かに7年前の津波で流された物だと言われました。
数週間前にもオアフ島の西の海岸に流れ着いた漂流物があったそうですが、
それはもっと小さい魚籠だったそうです。
今回の漂流物は幅2メートルほどある水槽で、これほど大きいものが漂着すつとは驚きだそうです。
7年の月日を得て、はるか彼方のハワイにたどり着くとは本当に驚きです。
こちらの漂流物は到着地側が処分することになっているそうです。
一体7年間もどこをどうさまよっていたのかはわかりませんが、
何かとても感慨深い思いでいっぱいになります。
忘れないでと言われている気持ちになりました。
数日後には道路側に移動されていたので、すぐに回収されてしまうのでしょうが、
あの津波を、災害を忘れてはいけないんだと思わされる漂着物でした。
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