イビサ2021年夏
ブログを読んでくださりありがとうございます。
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すでに夏もたけなわ。イビサでも降ります蝉時雨。でも不思議なことに目を凝らして上を見上げても蝉の姿は見えません。ここでは虫取りをする子供たちの姿は見られず、夏になると虫かごと水筒を肩からかけて、白い虫取り網を振り回す日本の小学生の姿がとても懐かしいです。
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2021年6月20日頃までのバレアレス州のコロナウイルス感染者数は、100万人に対して50人以下、すでに海外からの観光客を受け入れており、スペイン国内でも安定した安全な場所と見なされていました。
さらに6月26日にイビサのHard Rock Hotelで収容人数半分の1500人(PCR検査陰性の人のみ・マスク使用)で試験的なパーティが開催され、その後の追跡調査期間中ではあるものの、人との間隔、ドリンクスペースとダンススペースとの分離など、企画通り滞りなく運び、成功に終わったそうです。
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クラブの経営者陣は7月15日あたりからの運営開始を希望していましたが、7月に入りスペインでは屋外でのマスクの使用が不要になり、また英国からの観光客の往来が増え、コロナウイルスのデルタ変異種が入り、あっという間に若い人の間で感染がひろがり波紋を呼んでいます。
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それを受けて今月に入ってからイビサでは若い人が積極的に予防接種を打ち始め、いまのところイビサ島政府はこのまま現状を維持できるようであれば、7月26日よりクラブの運営開始を許可できる模様だと発表しました。
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国内の感染者は若い人を中心に広がる一方です。若い人は感染しても風邪のような症状しか出ないと言われていますが、亡くなる人は少ないものの、重症化して入院している人も増えてきています。イビサでも感染者が増えている模様です。26日まであと2週間。
どのような判断がくだされるか、またお知らせさせていただきます。
筆者
スペイン特派員
今岡史江
1993年よりスペイン在住。車好きが高じて自動車整備士の資格をとり、ただ今トヨタ・イビサでメカニック中。
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