イビサ2021年夏(2)
ブログを読んでくださいましてありがとうございます。
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日本ではオリンピックは無観客とはいえ、毎日届けられる映像や結果に皆さんの気持ちも高揚しているのではないでしょうか。
今日はスペイン人のテニスの選手が熱中症で試合を棄権しなければならなかったとこちらのテレビで報道されていました。
コロナだけでなく、熱中症にも気をつけてお過ごしください。
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さてイビサですが、島政府は2021年7月26日よりクラブを開けられるようにしたいと公言していましたが、コロナの感染者は若い人の間で増え続けるばかりで実現しておりません。
今後の見通しもまだたっていません。
一軒だけ、オープンスペースで夕方からパーティを開催している「コバ・サンタ」だけは8月いっぱいまで開いています(18時から25時まで)。
また泡パーティで有名なアムネシアは、早くからクロージングパーティーの予定(例年より遅く10月23日)を発表しており、10月はいまのところ週1でパーティの予定を組んでいるようです。
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若年層のコロナ感染について
若い人がかかっても風邪の症状程度で済む人が多いそうです。
それでも何パーセントかの人は重症になります。
またその若い人の家族の中に予防接種をまだ受けていない人がいたりして、その人たちが重症になるケースもあります。
コロナに感染した若い人の職場の人も隔離されることになります。
そのためイビサでは何軒ものレストランが閉めざるおえなくなっています。
バレアレス政府は規制を強化しました。
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EU諸国の傾向
ヨーロッパでは予防接種を受けた証明書をコロナパスポートとして移動や観劇や飲食店に入る際に提示するようになっていきそうです。
スペインでもQRコード化されており、今現在使用する機会はないですが時間の問題かもしれません。
予防接種をすでに2回受けた人は、バレアレス州では60.4%に達しています。
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ちなみにいま現在のバレアレス諸島における規制です(フォーメンテラ島除く)
* 夜1時から朝6時までの外出制限
* レストランなどは夜1時に閉鎖
営業中 屋内は1テーブル席につき4人まで
屋外は1テーブル席につき8人まで
* 文化的イベント
収容人数の75%まで
屋内は最高500人
屋外は最高2500人
* スポーツ観戦
収容人数の50%まで
屋内は最高500人
屋外は最高2500人
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今年の夏
*これだけ感染者数が増えていて、安全ではない場所と言われながら島は人と車であふれています。
特に今年はNLナンバーの車やGBナンバーの車がよく見かけられます。
飛行機に乗らず、自走して来られた人も多いのかもしれません。
(NLはオランダで、GBはグレート・ブリテンです)
*海の水が最高にきれいです。
世界遺産にも指定されているポシドニアという海中植物がたくさん生えてきています。
普段なら浮いているビニールの断片などを泳ぎながら回収したりするのですが、今年はまったくそれがないです。
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イビサもマス・ツーリズムではなく、このままエコ・ツーリズムを目指していってもよいのではないかと思うわけです。
筆者
スペイン特派員
今岡史江
1993年よりスペイン在住。車好きが高じて自動車整備士の資格をとり、ただ今トヨタ・イビサでメカニック中。
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