バーゲン大作戦

公開日 : 2000年01月24日
最終更新 :

最近はなんだか年中バーゲンな気がする。

私はとうとう作ったトルコリラのクレジットカードを使ってみたくて、昨年11月、まだバーゲンに入る前にスーツを買った。セントラルヒーティングが普及しているトルコでは、冬服といえど薄手の物も多い。私が購入したものも薄手で、これが冬物ならオールシーズン着れそうだった。ジャケットとパンツ、合わせても48ミリオンリラ。1万円しない計算だ。ちょっと待て。スペインのブランドMANGOのものだが、確かにお高いブランドではない。しかし、去年はスーツで一万切るなんてことはなかったぞ。どうやら、不況のせいで今年は元々のマーケットプライスが安いらしい。

トルコでも冬物バーゲンは一般的に12月中旬から始まる。そしていつまでもどこまでも。

店中の商品がなくなり、店が空っぽに近くてもバーゲンはしつこく続く。最終的には70%引きなんていうたたき売りプライスになってくる。私の買ったスーツもあっという間に半額になった。

シンプルさも着易さも気に入ったので、パンツはもう一着買ってもいいなと、先日もう一度同じ店を訪れた。同色のパンツはあった。しかし。

私がなぜバーゲンを待たずに購入を決めたと思いますか?トルコ娘たちは小柄な割に胸や腰はボリュームがある。足が長くて腰が高いから、ヒップではけることもある。またおしゃれでエステに通ってるようなモデル的な細身はたいていお金持ちでもある。そういうわけで元々少ない小さいサイズは、バーゲンが始まる頃には売り切れている。「パンツ買っといて良かったよ」と私は今回は、私の広い肩幅には十分合う半額シャツを戦利品として店を出た。

トルコに進出している外国ブランドは、カジュアル・ラグジュアルを問わず結構多い。しかも元値・バーゲン時の割引率共に本家よりトルコ店の方が安い事が多いのだ。買い物嫌いな女がいるでしょうか?イスタンブールでお買得なのは絨毯だけとは限らないよ。

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