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トルコ/イスタンブール特派員ブログ 旧特派員 髙谷 一美

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2000年11月27日

ラマザン(断食月)だ、用意はいいか?


ラマザン(断食月)だ、用意はいいか?

「ラマザンの準備は万全?」朝から新聞はこれ一色。そう、今年もまた断食月がやってきたのだ。

11月27日から1ヶ月に渡って、世界中の敬虔なイスラム教徒達は、太陽が地を照らしている間一切の食物を断つ。誤解している人も多いが、食べ物だけではなく、水もタバコも厳密に言うならつばを飲み込むことも、のどを通る一切のものを断つのである。加えて言うなら、この1ヶ月は酒もエッチもダメである。

禁欲することによって恵まれない人々の気持ちを理解する、日頃酷使した内臓を休めて健康になる、神の恵みに感謝する...とはいうが、若い女の子はこの機会にダイエットをともくろむ向きも多い。観光地のレストランなどは昼から営業しているので問題ないが、地元客のランチがメインといった店は1ヶ月の休暇を取るところもある。また、断食してる人が多い中で自分だけ飲食するのはなんだか罪悪感があるが、怒る人はまずいないのでご心配なく。目の前で食べている人がいてもうらやまず平静でいられたということは、徳を積んだということ。そのお手伝いをしてくれたというので、感謝する人がいるくらい。大体、病人・妊婦・旅人は、断食してはいけないことになっているのだから、イスラム教とは気が利いている。

だけれども、郷にいれば郷に従えタイプのあなたは、どうぞ1日だけでもチャレンジしてみて。夜中、日が昇る前にドンドンガラガラとちんどん屋のような音がしたら、それが目覚し屋。ラマザンの間中、朝みんなを起すのが役目だ。日出の合図のエザーンが流れてくる前に、早い早い朝ご飯(兼昼ご飯)をお腹に詰め込み、夕方日の入りを待とうというのだ。そして、夕方日の入りと共に皆で囲む食卓の豪華なこと。1日中お腹をすかせて食べ物のことばかり考えてしまうから?この時期のトルコ人の食卓は特別。ギュルラチやラマザンピデというこの時期独特の食べ物も要チェックである。

各ホテルもラマザンプラン満載である。トルコ音楽の生演奏と共に供される5ツ星ホテルの食事が30ドル前後というのはなかなかリーズナブル。例えばフォーシーズンズで28ドル、ハイアットリージェンシーで27ドル、ヒルトン30ドル、マルマラ20ドル、チュラーンパレスで30ドル...と新聞には出ている。特に新婚さんに人気の高い白亜の宮殿チュラーンパレスでは、この時期食事つきプランが250ドルからという宿泊プランもあるようなので、1泊くらい贅沢してみたい人にはチャンス。(チュラーンパレス電話90 212 258 3377日本人スタッフの名前はMrs.NONOMURA)

さあ、イフタル・ソフラ(日の入り時刻の食卓)に急いで。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2000年11月27日
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