国内移動は悠々飛行機

公開日 : 2004年02月25日
最終更新 :

一昔前まで。そう、3年ぐらい前まではトルコ航空の国内線は頻繁に値上げをした。通貨価値の下落が激しく、トルコリラ建ての料金は、時と共に実質どんどん値下げになる状態だったからだ。だから、料金のリーズナブルさにこだわる旅行者も、「今100ドル相当の価格でもしばらく待てば50ドルになるさ」というスタンスで、タイミングが合えば飛行機を使って飛んだものだ。しかし、このところのトルコリラに対してドルがどんどん下がっていく状態では、この現象は無くなってしまった。いくら待っても、国内線料金が100ドルを切ることはあまり無くなってきたのだ。

しかし、2003年末トルコの航空法は改定された。ほぼトルコ航空の独占だった国内線市場に、他の航空会社が参入できるようになったのだ。オヌルエアーやフライエアーといった国内線の新顔たちのチケット価格は50ドルからと約半額。去る2回のバイラムの帰省客を、かなりの割合で獲得したと言われている。

ただし新規参入各社の発着時刻はやはり早朝や深夜枠が多く、路線も限られていたのは問題だった。しかしその後も各社は順調に事業を拡大しているようで、毎週のように新路線就航が続いている。対抗するトルコ航空でも、割引キャンペーンなどを出してきた。

イスタンブールからカッパドキアまで、バスで行くなら14時間。年なのか、年々遠く感じられるようになってきた土地も、飛行機でならまた行こうという人が増えるかも?

オヌルエアー0-212-662-9797 www.onurair.com.trフライエアー444-4359www.flyair.com.tr

空港や航空会社に出向かなくても、旅行代理店で発券してくれるのも便利だ。

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