ビーズ細工

公開日 : 2005年06月20日
最終更新 :

ボスポラス第一橋のふもとにある繁華街オルタキョイ。海沿いのかわいい一角に露店などが並ぶ風景から、日本人観光客にはイスタンブールの原宿といわれたりしている。名物はカラフルな具を詰め込んだ山盛りのベイクドポテトで、このためにわざわざここに足を運ぶファンも多い。まあ、それはいいとして。

オルタキョイの露店にも多く置いてあるのだが、ここ数年ビーズで作られたアクセサリーがトルコでもブームである。手芸というホビー自体が見直されたというか、若い世代にもうけ始めたというか。その中でも、材料が安く自分でも簡単に作れ、どんどん複雑なものに挑戦したくなり、実際使う機会も多いアクセサリーつくりは、女の子たちの中でかなりの人気。ただいままでは材料を買いにいくというとエミノニュ・エジプシャンバザール裏手の問屋街に行くことが多かった。このあたりには専門店も多く確かに安いが、基本的に問屋が多いので1キロや500グラム単位でなければ売らないというケースもあった。

ところが最近、たとえばオルタキョイの海岸から奥に伸びるデレボユ通りに、こういったビーズ材料の専門店が開いた。若者の繁華街近くにあるくらいで、もちろん少量から小売する。またたくまにその向かいにも同様の店が開いた。オルタキョイ以外の場所でも同様の店が次々開店しているらしい。それだけこのホビーの愛好者が増えたのだろう。

ビーズアクセサリーの愛好者は日本にも多いはず。ちなみに高級ビーズの織物をしている方に聞いてみたが、トルコのビーズというのはなかなか良くて日本では高価で取引されているらしい。トルコ特有の青い目玉のビーズもトルコでは定番だから、他の材料と一緒にこれらで、オリジナルのお守りを作ってみるのもいいかも。トルコでは青い目玉は、人のねたみや悪運からあなたを守ってくれる、身代わりのお守りなのです。

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トルコ語でビーズはボンジュックといいます。

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