4月23日子供達のイベント
イスタンブールよりMERHABA(こんにちは)!
特派員ページリニューアルということで、実は初ブログ体験をさせていただくことになりました。以前のレポートの蓄積もリンクされていますので、イスタンブール情報をお探しの方はそちらの検索もお忘れなく・・・。
さて、夏時間に移行し日が一気に長くなったので、すっかりシーズン到来の感のあるイスタンブールです。カフェのガラスは取り外され、テーブルと椅子は路上にまで進出し始めました。人々はバックギャモンやおしゃべりを楽しんでいます。
イスタンブールのベストシーズンは春と秋とされていて、4月から6月と9月から10月まではホテル料金なども一番高くなる時期。真夏の7月8月は、リゾートではないイスタンブールでは、市民がこぞってバカンスに出かけてしまいますから、人口が減るくらいなのです。
日食観測も終わり、トルコ人にとって次のイベントといえば4月23日、こどもの日。この日はトルコがはじめて国民議会を開いた日とされていて、当時のオスマントルコ帝国を分割しようとしていたヨーロッパ列強からの事実上の独立宣言をした日ということも出来ます。それがなぜこどもの日?それは初代大統領でもあるトルコ独立戦争の英雄アタチュルクが、この国の将来を背負うのは子供達であると発言し、教育に力を入れたことに由来するようです。
この日は旅行者にとってもちょっと面白いんですよ。イスタンブールは普段はすっかりヨーロッパの街に似てきてしまい、フォークロアダンスのショーにでも行かなければ民族衣装をみることなどないのですが、この日はトルコ全土で子供達の歌や演奏、踊りなどのショーが行われます。学芸会みたいなものでしょうか。各学校の代表が授業そっちのけで練習に励んだ成果を町中で披露するのですが、イスタンブールでは大きなサッカースタジアムなどはまず間違いなく会場になりますし、入場料も無料。発表には大抵民族ダンスが入っていますから、小さな民族衣装姿の子供が町中あちこちにあふれて記念撮影をします。なぜ子供達が民族衣装姿なのかわからないままにしても、観光客も大よろこびで記念撮影をしています。街をパレードする姿も見ることが出来るかも。かわいい子供達に囲まれて一枚、記念写真はいかがですか。
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