世界遺産サフランボルのホテル

公開日 : 2006年08月31日
最終更新 :
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しつこくサフランボルです。サフランボルといえば、もちろんオスマン木造建築の家々ですよね。一階より2階が張り出したような構造の白と茶色の家屋。タンスみたいな扉の中にお風呂があったり、部屋の真ん中に噴水があったり、壁に沿ってぐるりと作り付けのソファーがあったりする民家。釘一本打つにも許可がいるといわれるほど景観保存に気を使っているこの街ですから、やっぱりそれっぽいホテルに泊まりたいですよね。

前回泊まったのはHAVUZLU KONAKでした。とても雰囲気のある素敵なホテルでしたが今回は満室とのこと。代わりにイスタンブールの旅行会社に取ってもらったのがKADIOGLUホテルです。私はバックパッカー宿と高級?ホテルを交互に泊まり歩く習癖がありますが、今回は母親連れなのでまあまっとうなところを、と旅行会社に頼みました。面倒なので朝夕2食もつけてもらって、二人部屋使用で一人一泊3600円。ん?妙に安いじゃないか。ペンションと変わらないぞ?と疑ってはみたのですが、日本のJTBさんも使っているホテルだという。じゃあ大丈夫かと予約して出かけました。

ところがKADIOGLUホテルはホテルという単語がトルコ語で複数形になっていたように、1.2.3・・・と近所にいっぱいあるのですね!私たちが泊まったのは旧市街中心広場から坂を少し上がったところ。徒歩散策の立地としては最高です。外観もサフランボル民家そのもの。しかし足を踏み入れてギョギョ。かしいだ階段、隙間だらけの部屋。ぎしぎし歩くたびに鳴る廊下。おいおい、よくJTBさんからクレームがつかないな!?(確かにJTBできたという宿泊客も泊まってました)と、最初はちょっとがっくり来たのですが、バラが咲く中庭でゆったりお茶でも飲んでいると心も和みます。そして夕食時間。中央広場にこのホテルのチェーンのレストランがあって、そこで取るのですが、これがすごい。メインはおろか前菜からデザートまで一般客と同じように全て選ばせてくれて、食べきれないほどのボリューム。ホテルのお仕着せのセットメニューを予測していたので、これには大満足です。普通におなじものを注文したら、一人2000円近くの計算になりましたから、全体として食べ物重視またはコストパフォーマンス重視の方にはお勧めできるホテル、ということになりますか。

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