タキシムーカドゥキョイ20分
地下鉄の入り口にでかでかとポスターが張ってあるのにふと気が付いた。1月より、タキシムーカドゥキョイ20分!
タキシムはいわずと知れた新市街の中心。カドゥキョイは向こう岸、つまりイスタンブールはヨーロッパとアジアの2大陸にまたがっている都市なんだけれど、タキシムがヨーロッパ側なら、カドゥキョイはアジア側にある。エミノニュやべシュクタシュから頻繁に船が出入りする港で、アジア側随一の繁華街でもある。アジア側のほうは昔から発展していたわけではないから、整然とした都市計画に沿って開発され、緑豊かで道も広い。そういうわけで、アジア側に住居を構え、ヨーロッパ側で働いている人は多い。アジアとヨーロッパをつなぐ2本の巨大なつり橋と、フェリーやボートは通勤ラッシュで朝夕は大変だ。
アジア側の船着場はカドキョイか、ウシュクダル。ヨーロッパ側はべシュクタシュとエミノニュが大きい。この間にカバタシュという港があって、この10年でなんとなくだんだん便が少なくなっていっていたのだけど、トラムが通り、タキシムからのフニクレルが開通してからというもの、ここを通過する人の数は格段に増した。そして、今回カバタシュからカドキョイ行きの船が復活となって、タキシムからカドキョイが20分という時間の短縮が可能になったのだ。タキシムからフニクレルで2分でカバタシュ。そこから船に乗り換えて約15分ということだ。
ボスポラス大橋の上からの壮大な景色も捨てがたいけど、船での移動も情緒たっぷり。近々わずか一杯40円のフェリーの中のチャイを飲みがてら、ひやかしにアジア側まで行ってみようと思っている。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。