コーヒーの世界

最近、カフヴェデュンヤスに2回続けて振られてしまった。コーヒーの世界という名前のコーヒーショップなんだけれども、うちのすぐ近くのジェバーヒルショッピングセンターの最上階にも入ってて、すっかり御用達だったのに。息子も行きたがるから、やつが学校から帰ってくるのを待ってコーヒーのみにいくと、時は5時ごろでもはや席が見つけられないのだよね。いつもの席のいつもの担当の兄ちゃんがすまなさそうに首を振る。

トルコはスタ[バックスの上陸以来、高級コーヒーショップが乱立している。COFFEE　MEやらGLORIA JEANSやらいろいろあるんだけれど、最近KAHVE　DUNYASIもかなり人気が出ているらしい。もともとはスーパーの一角で、アロマコーヒーなんかを量り売りする店だったが、コーヒーブームに乗って喫茶店のほうにも進出したのだ。他の店に比べて店舗が大きく、そのかわりKABATASやジェバーヒルにあるくらいでそんなに店舗数がなかったのだけれど、最近はバーダッド通りや旧市街のヌールオスマニエ通りなんかにも進出して、着実に増えているらしいよ。

喫茶カフヴェデュンヤスのもうひとつの特徴は、チョコレートデュンヤス（チョコの世界）を併設していること。だからコーヒーにも、チョコがけしたコーヒー豆スナックやチョコでできたスプーンがついてきたりする。特に目立つ売り物は、チョコフォンデュ。カウンターでどろどろと流れ落ち続けるチョコレートの噴水を、最初はなんだろうと思っていたものですが、チョコフォンデュ用に溶かしたチョコだったのですね。こういうこじゃれたものってすっごく高い！のがトルコの常識ですが、ここは5リラとそのへんでケーキ食べるのと変わらず。ぐっと優雅なコーヒータイムが過ごせます。フラペチーノ系の飲み物も5リラ前後で、スタバより2，3割安いのも多分人気の秘密。

チョコフォンデュはお土産としても売ってるから、かわいい雑貨好きのあなたも要チェックです。ジェバーヒル店で油売ってる私を見かけたら声かけてねー！