アルメニア人虐殺事件
週末はボドルムで過ごした。屋外プールで泳げるくらいいい天気で、子供たちも大喜び。その報告はまたするとして、帰りのボドルム空港で不穏なポスターを発見。
偽情報のもうひとつの例
アルメニアは、独自に作り上げた物語によって、長年にわたってトルコ人を残虐な国民として知らしめるためなら、どんな小さなチャンスも逃さずに来た。
上の写真は彼らがこの目的のために使った最も重要な書類のひとつである。1920年からずっと、世界の隅々まであらゆる言葉に翻訳されて、トルコが野蛮であることの証拠として使われてきたこの写真は、虐殺された死体の頭の山ではなく、一枚の絵の写真である。
そしてこの絵は Vasilli Vereshchgin(1842−1904)というロシア人の画家が、1871年に フランスープロシア戦争に影響を受けて、戦争の悲惨さを表した絵である。モスクワのTRETYAKOミュージアムに展示されているこの絵は、1914年という虐殺の物語の、43年も前に描かれたものである。
原画は、プロフェッサー・ドクター、トゥルクカヤ・アタオブによってモスクワのVERESHCHGINミュージアムで見つかり、それについて1985年に書かれたAN ARMENIAN FALSIFISACIONという名の本によって世界中に知らされたところである。
あなたはどちらを信じますか?
トルコ共和国ボドルム市
そう、EU問題などでも問題とされたアルメニア人虐殺問題なんですけどね。フランスをはじめとする欧米からの見方しか、日本には入っていない気がするのだが。別にこっちの言い分が正しいといっているわけではないけど、トルコ側の言い分もきちんと検証してみて欲しいです、トルコ在住の身としては。キプロス問題もだけどね。
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