イスラムの花嫁
チャムルジャの丘に行きたいというお客さんがいた。景勝地としては有名ですが、アジア側にあり、ちょっとタイトなスケジュールであったのでウルス公園あたりのヨーロッパサイドの景勝地を勧めようとしたところ、実は彼女が見たかったのはイスラム教の花嫁さんだったということがわかった。トルコではやたらオーダーメイドのドレス屋(というかウェディングドレスのテイラー?)が多いなあと思っていて、(確かに目に付く。)ぜひ花嫁を見て見たいと思ったのだとか。それで、よく花嫁姿の記念撮影が行われるチャムルジャということになったのだが、それならヨーロッパ側でお勧めなのは、私的にはウフラムルカスルだ。
花嫁姿を見たいだけなら、タキシムのGEZI公園の中の結婚式場の前でも、週末は良く見かける。けれど、ウフラムルカスル(ベシュクタシュからタクシーがお勧め。)はオスマン帝国時代の小さなパビリオンながら、建物も内装も庭の緑も美しいので記念撮影には最適。しかもすぐとなりにベシュクタシュ区の結婚式場があるので、週末には必ず何組かの結婚したてのカップルがやってくるのだ。
この日は撮影前に表で待機中の花嫁を発見。隣はお姉さんか妹なのか、そっくりで、二人ともとても美しかった。イスラムとはいってもトルコは政教分離しているから、胸の大きく開いたドレスの人もいるが、彼女は敬虔なイスラム教徒なのか、髪も覆い隠すスタイル。そこがまた、ちょっとエキゾチックです。
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