トルコにおけるモテ男の基準

公開日 : 2010年05月17日
最終更新 :
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うちの夫はトルコに暮らし始めたとき「トルコ人とは男と女で人種が違うのでは」と思ったそうだ。まあ関西人のボケだが、つまり女性はこんなに美人が多いのにどーして男は???というわけである。

写真はうちの母と息子と公園でのお友達だが、少年たちは可愛い。それがどうして大人になるとああなるのか?ある日本人の友人はトルコ男は賞味期限17歳といってました・・・確かに、わか禿げが多いこともある。20代でつるっつるは珍しくない。おなかの出っぷりがカンロクとして許容される文化のせいもある。結構ムキムキ系ナルシストも多いので、年を取るとそれが一気に贅肉に変わっちゃったケースもある。ひげは大人の象徴だし胸毛は男らしさの象徴みたいなところがあるので、その毛むくじゃら具合が日本女性には受けないというところもある・・・。その昔ミスターターキーコンテストのTV番組を見ていて、一位は金髪碧眼の王子様系だったが、2位の眉毛がカモメのようにつながっていた毛むくじゃら男性が最後の最後まで接戦だったのには、心底驚いた。

まあ、しかし。毛むくじゃら男にくらくらする人たちもいるのは事実だが、結論を言えばこの国では男性の容姿はほとんど重視されないという気がする。要はモテる条件とは経済力に尽きる。だからテレビの司会者などを見ていても、巨大な双璧のような二人の美人モデルの谷間に、男性主役が挟まったりしていても、それが格好いいで通るのである。上流社会の匂いをさせている男、つまり話題に知的ユーモアがあったり、5つ星ホテルの支配人に顔を覚えられていたりする男が結局モテる。だからもてたい男たちは今月の給料がそれで終わってしまおうとも、基本、食事代を恋人に出させたりしないし、着るものや携帯電話なんかにもお金をかける人が多い。

日本では考えられないほど社会格差が大きく、しかも富裕層も全国民の20%を占めるといわれるくらいなので、ちょっと高級なところに行けば、そこにもここにもお金持ち男が出没するトルコでは、しょうがない現実といえるかも・・・。

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