トルコタイルを学ぼう

公開日 : 2010年08月16日
最終更新 :
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トルコに来ると、ブルーモスクを始め、あちこちで目にすることになる手描きの陶器やタイル。ひとつは絶対に欲しいトルコ土産ですが、いっそのこと伝統工法にしたがって自分で作ってみるというのはいかが?

教えてくださるのは、トルコ一の芸大ミマルシナン大学の伝統芸術学科でタイルを専門に学ばれ主席で卒業された鬼頭先生と、同大学大学院を同じくトルコタイルを専門に学び卒業された窪田先生。墨を使って模様を写し取る伝統的な転写方法や本場イズニックから取り寄せた顔料を使った彩色などを、日本語で丁寧に教えてもらえます。

私もさっそくトライしてみました。これが思ったよりずっと難しい。実は私も美術大学出身なだけに筆の扱いには多少の自信があったというのに、吸水性の高いタイルのうえでは全く筆が滑らないのです。これでは生き生きとした線を描くのが本当に難しい。今まで適当に見てきた寺院などの装飾タイルのすごさを、改めて発見した気持ちです。彩色も色によって発色に癖があり、赤は盛り上がるように重ねていく必要があることなど、細かく教えてもらえます。少しずつ絵の具を置くように彩色していき、完成したときには感無量になること請け合い。

彩色が終わったタイルは先生にお預けし、窯で焼いてもらったあと、日本まで送ってもらえます。約3時間の体験コースは、材料から日本までの送料まですべて込みで、一人5000円。トルコで何かを学ぶコースとしては格安です。ぜひ、お試しあれ。

場所はメジディエキョイ、または適当な机さえあれば、ホテルなどでの出張講座も可能。ご予約、問い合わせは、トルコタイルコースと件名に明記の上、turkiye2008@yahoo.co.jp鬼頭先生、窪田先生まで。トルコ料理講座や、現役ベリーダンサーに学ぶベリーダンス体験も興味のある方はお問い合わせください。

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