占いカフェ

公開日 : 2010年11月30日
最終更新 :
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あ、暑いですね。明日から12月だなんて信じられない。私、ここのところ毎日、本誌の改定のための調査に回っているのですが、歩きっぱなしだと汗が出るぐらい暑くて。うーん。12月に近郊のスキー場に行こうと思ってたけど、キャンセルしたほうがいいかも・・・雪は無理かも。

ところで今月のお題は占いだった。

トルコでは、今までも何回か紹介してきたけれども、タロット占いと並んで、コーヒー占いとというものがあります。自分たちの間でやるなら、コーヒー占いのほうが一般的なくらい、特に女性たちの生活に溶け込んでる慣習です。私も、占いカフェに通うほどじゃないけど、できる人がいたら絶対逃さず見てもらう。おかげで、最初はそう好きでもなかったトルココーヒーもすっかりなじめるようになりました。スターバックスなどの上陸で、フィルターコーヒーやアイスコーヒーの類もすっかり定着したトルコだけど、やっぱり彼らにとってコーヒーといえばトルココーヒー。昔は喫茶店などではそんなに見かけなかったのに、今ではトルココーヒーもどこでも飲めるようになったなあとしみじみ時代の流れを感じるのでした。

タロット、トルココーヒー以外にも占いカフェなどに良く書いてあるのは水占い。私はこれはやったことがなくて、先日オルタキョイサーヒルにあるカフェでやってもらった。(写真はコーヒー占いのポーズをとってもらったときのだけれど。)この彼は、占い師ではなく霊媒師なのだそうだ。芸能人などにも通っている人がいるとか。私は、水占いというのは熱した鉛か何かを水に落としたときの形で占うと聞いていたのだが、彼の水占いはまた違うらしい。紙に私のイニシャルをはじめいろんなことを書いたかと思うと、水を入れたコップに突っ込んで火をつける。紙は簡単に灰になって、水の中に落ち、それをぐるぐるとかき混ぜながら、彼はコップを傾け、コップは斜めに傾いたまま静止。わっ、なんだこれは、手品か?と全然霊がおりたなどとは信じていない不届きな私。「聞きたいこと、困ってることなんでも言え」というので、いくつかいうと、それに対して回答をくれる。うーん、占いというよりなんか人生相談?けっこう面白いけど。

最後に、霊媒師様は「エネルギーを注入してあげよう、少しパワーが落ちてるから」とのことで、おでこに指を当てて、なにやら祈ってくれた。私は、「その手はさっき燃えた紙をくしゃくしゃにしたままだから、おでこに触ると黒く顔が汚れるのではないか」などと雑念一杯だったので、せっかく注入してくれた気はブロックされてしまったかもしれないけど。

でも、基本親切で面白いお兄さんだったので興味がある人はオルタキョイで探してみてください。

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