季節外れの結婚式

公開日 : 2011年11月30日
最終更新 :
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季節外れの結婚式に行ってきました。(トルコの結婚シーズンは夏なのだ)。結婚式というより、披露宴か?なんてったって、花嫁も40を過ぎているし3度目の結婚というわけで、籍を入れるだけ(周囲の人間はもう籍も入れないのではと思っていたのだが)で何もしない予定だったらしいのですが、おせっかいなトルコ人たちのこと、それは周囲が許しません。船を借り切ってボスポラス海峡をクルーズしながらの披露宴となりました。

テレビなんかではスカーフをかぶったイスラム式のお嫁さんがクローズアップされることが多くて、トルコのお嫁さんは肌を出さず貞淑で働かず夫に仕え・・・みたいな誤解をしている人がたまにいるのですが、まあ都会にいたってはあまり一般的ではないな。かつて女性首相がいたくらい、女性の社会進出にもいわゆるガラス天井的な障害がないし、酒も飲むし、肌も出したい人は出す。お金を稼ぐ生活力のある女は、言いたいことも言うから、都会だけの離婚率を出したら、きっとすごい数字になるだろうと思います。トルコは、いなかと都会は別の国かと思うくらい何から何まで違うので、その平均値を取っていろんなことを判断するのはまるっきり間違いだと思う。

まあ、そういうわけで、今回の花嫁の経歴、イスタンブールではそんなに珍しいわけでもありません。ただ花婿もすでに定年後だし、招待客もいい大人なので、悪ふざけにも余裕があり、ゆるーい感じのいい結婚披露宴でした。花嫁はベリーダンサー並みに肩や胸を揺らして踊り始め、男性客にチップを胸に差し込むよう要求するわ、友人たちが用意したウェディングケーキはベッドインした二人をかたどってるわ(花婿の胸毛がかなりエグい)・・・それでも結婚式っていいですよねー。なんか幸せオーラ満開で、元気をもらえる感じでした。

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