こいのぼり
ボスポラス海峡にそってさかのぼり、第2橋を越えたころヨーロッパ側に、なんだか漆喰壁に瓦がのった、なつかしいような壁が見えてきます。なんとこれ、日本庭園です。イスタンブール市がかつて、たくさんのテーマ公園をつくることを目指していたころ、ちょうど下関市と海峡都市つながりで姉妹都市になったこともあり、その第一弾としてつくられた日本庭園。日本からかわらを運び、職人さんを呼んで、かなり本格的だったというのに、実はそのあと管理する人もなくかなり長い間ほおって置かれておりました。それが、2010年の日本年に整備がしなおされて以来、時々イベントにも使用されるようになっています。
街にもバラが咲き誇る季節になりましたが、今日は良く晴れた日曜日。海沿いの道は行楽客でぎっしりですが、日本庭園の中ではこいのぼりをあげるイベントがありました。
緑のきれいな公園で、季節はずれではありますが、おもちをついたり、和室に上がったり。
こいのぼりも元気に空を泳いでいました。
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