ラマザン

公開日 : 2013年07月31日
最終更新 :

トルコはラマザン(断食月)の真っ最中です。

ラマザンはイスラムの暦に沿って毎年約2週間ずつずれていくので、夏のときも冬のときもあるわけですが、夏のほうが断然つらい!今年は7月9日から始まったわけですが、初日なんか5時半から20時47分まで15時間以上の絶食なわけです。絶食はまだしも、水さえ飲めないとは、この真夏日に!

トルコの学校は6月半ばに夏休みに突入していますが、ラマザンの間は肌を見せるのもあまり良くないと考える人も多く、ラマザンが始まるまでに一回目のバカンスを過ごして帰ってきた友人も多く、7月はじめには結構みんなイスタンブールにいました。夏なので、割礼式のパーティに呼ばれることも多く、お祝いの約7000円の4分の一金貨を何回も買う羽目に。(お祝いはお金そのものでもいいのですが、服にピンで縫いとめたりするので、換金しやすい金貨で贈ることも一般的です。)ホテルを借り切っての式まであって、正装した子供たちのダンスを眺めたりして、だんだん興が乗って大人たちも踊りだすようになるとまるでディスコで、つ、ついていけないかもっ。時代が変わったのか、昔と違って最近は踊りも強制されないようになってきたので、多少は気楽ですが・・・。

ラマザンのときはラマザンチャドルといわれる特設会場が作られて地方自治体などが食事を振舞ったりすることも珍しくないですが、今年はGEZIパークでのデモにあけくれた6月のあと。広場での集会牽制もあるのでしょうが、タキシム広場やイスティクラル通りでもいろいろな主義の団体がそれぞれ食事を振舞うイフタル(日没時の一日の断食開けの食事)の卓が並べられたり、といろいろ史上初も多いです。スルタンアフメットでは恒例のラマザン屋台も軒を並べ、にぎやか。

来年はいよいよ、一年で一番日が長い時期にかかってきますねえ。私は今年は、ラマザン名物のラマザンピデもギュルラチも食べられなさそうです。残念!写真はラマザン時期に配られるカレンダー。毎日の日の出日の入りの時間がわかります。

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