ウルドゥル村

公開日 : 2014年04月30日
最終更新 :

イズミールから約1時間半離れたチェシュメは、客船などで訪れる人はいるけれど日本人でそんなに訪れた人は多くないはず。海の美しさで知られるリゾートですが、このチェシュメ中心から30分ほど離れた小さな漁村がかわいいのでご紹介します。名前はウルドゥル村。

もともとは本当に小さな漁村。4人も乗ればいっぱいの小さなボートで漁をするか、畑を耕すしかあまり仕事もないようなところですが、意外と日本語のロゴの入った業務用ジャンバーなんかを見たりもします。ん?これはこのあたりにあるまぐろの養殖場に、1年に一月くらいの間日本人がやってきて滞在することがあるらしく、その方々の置き土産らしい。そんな素朴な村に小さな変化が起こったのは数年前。トルコで人気を博した連続ドラマがこの村で撮影されたのです。トルコ第3の都市イズミールから日帰り可能とあって、ドラマの舞台を見に週末、観光客がちらほらと訪れるようになりました。村で取れるオーガニックな野菜や果物も大人気ですが、日本人ならシーフード。村の中心にある漁業組合では、村の人々がとってきたばかりの魚介類を卸値で買うことが出来ます。そしてその目の前のレストランで好きなように調理してもらうコトができるのです。

そうはいっても刺身や日本風の調理法は知らないのですが、台所に入り込んであれこれ指示を出すと、見よう見まねでなんとかしてくれます。今朝上がったばかりの甲イカと鯛の刺身、みかけは悪いですが味は絶品。わさびとしょうゆは持参するのが吉。

またこの村にはERYTHRAIといわれる発掘途中の遺跡があって、無料で散策することが出来ます。この遺跡の丘を登っていくと・・・絶景!が待っています。天気がよければ最高の景色なので、絶対に見逃さないで!

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地元の人々は寄りあい所や漁業組合まわりにたむろっていますが、のーんびりしていて話しかけると留まるところなくお茶をおごられることになります。身も心も癒されそうなウルドゥル村、イzミールまで来たならぜひ足を延ばしてみて。チェシュメの市役所ちかくからドルムシュ(乗り合いバス)も運行されています。

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