ひと足お先に!トルコで『ラ・ラ・ランド』映画鑑賞
日本公開よりひと足お先に、話題のLa La Land/ラ・ラ・ランドを鑑賞してきました。
街頭・車内広告が日本と比べて断然少ないということや、テレビを観ない生活ということもあり
トルコに来てからというもの、エンタメ情報にはすっかり疎くなっております。
が、そんな私の元にまでも届いた、ラ・ラ・ランドを称賛する声の数々!
無性に気になるラ・ラ・ランド~!!ということで、久しぶりにトルコで映画館へ。
トルコでは去年末から公開されていたため、すでに上映終了している映画館もあるようですが
友達がまだ上映しているところを探してくれました♪
※画像はSinemalar.comより
トルコ版の映画タイトルはAşıklar Şehri/アシュクラル・シェフリ(恋人たちの街) てな感じで
原形を留めてないタイトル付けは、日本同様トルコでもよくあるパターンです。
ちなみに原題でもある"La La Land"という言葉は、この映画の舞台でもあるアメリカ/ロサンゼルス
(その中でも特にハリウッド)の愛称であり、また夢の国(非現実の世界)という意味合いもあるそうです。
まさにタイトル通り、LAを舞台に主人公のふたりが夢を追う姿が描かれているこちらの映画
ダイナミックで彩り豊かなオープニングシーンから、さっそく心を鷲掴みされてしまいました。
基本的にトルコ語字幕を読むのに必死で(字幕の速度に着いて行けないこと多々あり)
トルコ語字幕で映画を観る訓練の必要性を痛感させられましたが・・・それでもなお!
目で見てヨシ!耳で聴いてヨシ!心に響いてヨシ!!!と、素晴らしい作品でした。
色彩の豊かさだったり斬新なカメラワークや演出が特徴的で
前半はそういった部分に注目しながら鑑賞していましたが
もう、最後の15分くらいなんてアナタ!惹き込まれちゃって大変でしたよ!!
涙ポロポロしながら、切なくて、恋しくて、あぁーーーーー!!!てな感じ。
最後の最後なんて、もう、もう、もーう!なわけで、観終わった瞬間
「かぁーっ、ニクかぁー!ニクかねぇー!!!」と叫びたくなるほどでした。
※画像は映画.comより
日本での公開は2月24日から。『きみに読む物語/The Notebook』のライアン・ゴズリングと
『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーンが繰り広げるミュージカル映画
皆さんもお見逃しなく~!(劇中、大物ゲストも登場するYo♪)
それにしても日本版のポスターは細部まで凝ってますなぁ~。さすがです。
さて、最後におまけのコーナーです。
ここでトルコの映画館に関するマメ知識をいくつかご紹介。
*突然の休憩タイム
トルコの映画館では、上映中に必ず休憩タイムを挟みます。
せっかく映画の世界に入り込んでいるのに!しかもたかだか2時間程度なのに!
とお思いかも知れませんが、トルコでは必ずあるんです。休憩タイム。
2時間も黙って座ってたら息苦しくなっちゃうんでしょうね~、トルコ人のみなさん。
しかも、話の流れや区切りなどは一切無視!で、時間になるとブチッとスクリーンが消え
10分程度の休憩時間に入ります。そして休憩時間が終わると、唐突に映画が再開されます。
その様子はまるで、自宅でDVD鑑賞をしているかのよう。
ちょっと席を外すのに一時停止ボタンを押し、再び席に戻ったら再生ボタンを押す。
そんなアットホームさ?がトルコの映画館では味わえます。笑
*料金は映画館によりけり
日本の場合、映画の通常料金って一律?かと思いますが、トルコでは通常料金自体が
映画館によって異なります。同じ時期に同じ映画を観るのでも、館によってピンキリです。
今回行ったのはショッピングモール内にあるシネコンタイプの映画館で、料金は23TLなのに対し
地元の小さな映画館だと13TLだったりして、ピンキリ感ハンパなしです。
(1TL/トルコリラ=約30円)
*余韻に浸れないエンドロール
本編が終わったその瞬間、立ち上がるトルコ人のみなさん。
エンドロールを観ながら余韻に浸って現実世界に戻る準備!なんてこたぁ致しません。
エンドロールが始まれば、もちろん館内照明も点いちゃいますし
なんなら館内清掃係のおばちゃんが「はよ出ろや!」というオーラを出しながら
入口付近で待機していらっしゃいます。
いかがでしたか?トルコの映画館マメ知識。
日本円に換算すると、日本で観るより断然お得!なトルコの映画館事情。
英語またはトルコ語での鑑賞を楽しみたい方にはオススメですよ~。
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