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2021年3月 8日

伊豆稲取・雛のつるし飾りまつり開催中!


伊豆稲取・雛のつるし飾りまつり開催中!

今回のブログは江森が担当いたします。
去る3月3日は桃の節句でした。東伊豆の稲取地区では雛のつるし飾りまつりが3月末まで開催されています。今回はその模様をお伝えします。

〇日本3大つるし飾り 伊豆稲取「雛のつるし飾り」

伊豆稲取では、令和3(2021)年1月20日~3月31日まで「第24回 雛のつるし飾りまつり」が開催されています。伊豆稲取の「雛のつるし飾り」は日本3大つるし飾りに数えられるほど有名となっています。その歴史は古く、江戸時代後期より受け継がれており、一つひとつていねいに作り込まれたひなのつるし飾りは一見の価値ありです。

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★日本3大つるし飾り★
日本3大つるし飾りと言えば、福岡県柳川市の「さげもん」、山形県酒田市の「傘福」と伊豆稲取の「ひなのつるし飾り」が有名です。その中でも伊豆稲取「雛のつるし飾り」の歴史は古く、江戸時代後期にまでさかのぼります。江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめてお雛様の代わりに、愛する子供や孫のために手作りで初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りです。終戦直後までは盛んに行われていましたが、戦後混乱期のさなかには、一時廃れかけていました。 近隣の町にもこのつるし飾りを飾る風習はなく、稲取独自の美しい風習ということで、地元の稲取婦人会が平成5(1993)年に婦人会クラブ活動の一環として復刻させました。以降、幾重の時代にもわたって母から娘へ、娘から孫へ、一針、一針、娘の健やかな成長を願う親心が受け継がれています

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*桃の節句とは?
3月3日と言えば、ひな祭り。女の子のための行事というイメージが強いですが、由来や歴史までご存知の方は少ないかもしれません。ここで、少し掘り下げてみたいと思います。

★桃の節句とは★
ひな祭りは「桃の節句」ともよばれ、女の子の健やかな成長を願う行事とされています。ひな人形に桜や桃の花、雛あられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しむ節句祭りのひとつです。

*由来
桃の節句は別名「上巳(じょうし)の節句」とよばれ、300年頃の古代中国から伝わった「五節句」のひとつとされています。季節の節目を意味する「節」のころは、昔から邪気が入りやすいとされていました。上巳の節句には中国では川の水に心身の穢れ(けがれ)を流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催す「曲水の宴」などが行われ、季節の節目の邪気祓い行事として、老若男女を問わず皆の幸福を願う行事でした。その上巳節を遣唐使が日本に伝えたといわれています。
日本では、平安時代のみそぎの行事と宮中や貴族の子女の間で、紙の人形を使ったままごと遊びが盛んになり「雛遊び(ひなあそび/ひいなあそび)」といわれるようになりました。「雛」とは、大きなものを小さくする、小さなかわいいものという意味を持ち、この遊びが上巳の節句と結びつき、人の厄を受ける男女一対の紙製立雛が誕生しました。これがいわゆる雛人形の原型です。やがて人形作りの技術が発展し立派な雛人形ができてくると、雛人形は流すもの(流し雛)から飾るものへと変化していきました。雛壇に人形を飾るようになったのは江戸時代中期からで、それまでは畳の上に 毛氈(もうせん)を敷いて飾っていたといわれています。
3月の最初の「巳の日」に行われていたこの行事は、のちに日付が変動しないよう3月3日になりました。宮中から武家社会へ、さらに庶民へと広がり、「雛祭り」として現代に受け継がれているとされています。

*桃の花の意味
桃の花の開花は通常3月下旬から4月上旬ですが、本来の上巳の節句は旧暦の3月3日で、現在でいうと1ヵ月程度遅く、いまですとちょうど4月の初め頃になります。桃は「百歳(ももせ)」とも読めることから、桃には長寿や不老不死の願いが込められていたそうです。また、桃の花には邪気を払う力もあると考えられていました。いまの新暦でひな祭りをお祝いすると、桃の花が咲く時期とずれるため、ひな祭りにきれいに開花している枝ものを流通させるためには、生産者さんが暖かい空間で管理して開花を早め、つぼみが色づいてきた段階で花市場に出荷されています。そのため、ひな祭りの時期になると、きれいな桃の花を見ることができます。

雛のつるし飾り2021年①.jpg

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2021年3月 8日
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